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本書はアフォーダンス理論の創始者ギブソンの研究の歴史から、視覚の話におけるアフォーダンスの理論をとてもわかりやすく紐解いている。とても読みやすい小冊子で、よくここまで短い分量にエッセンスが整理されているものだと感嘆した。逆にいえば、この本は、最小の分量で、アフォーダンスの理論の本質を、ざっと理解させてくれると言えるだろう。現在進行形のギブソンの後継者達(ギブソニアン)の活動も概観しつつ、アフォーダンスという新しい「世界のとらえ方」を理解させてくれる。専門家の入門書としてだけでなく、一般への優れた啓蒙書にもなっている。なんら専門的背景知識がなくても、十分に引き込まれ、考えさせられ、ぱっと目が拓いた。
子供の頃から、パチンコ屋などの電光掲示で、個々は点滅をしているだけなのに、全体が帯状に移動しているように見えるのが不思議で不思議でよく凝視していた。その現象がファイ現象という名前で、まさにそれがギブソンが研究を始めたときに認知の科学で侃々諤々の議論の中心だったゲシュタルトの表象だと、この本で知った。また、人工知能研究におけるフレーム問題や、それを回避したMITのクリーチャー研究など、非常に学際的な話が、とてもわかりやすく、またブレークスルーしそうなワクワク感を感じた。
知的閉塞感を感じているような方は、是非読まれてみれば、何か発見があるように思います。
私はとても勇気づけられました。
情報なのか、自分のカラダはそういうふうに動くことになっているのか、
と新鮮な感動を覚えた。
アフォーダンス理論にたどりつくまでの背景もわかりやすく書いてあり
ますし、入門書としてオススメです。
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