アビスゲート(=淵海孔)とは突如現れる海。そこには何も残らず、すべてを飲み込む。さらには人々を殲滅するアビスフォーム(=淵より来るもの)が海から現れる…。
神坂一氏の久々のシリアスものです。
正直読む前は、
「誰もが海を忌み嫌う世界。人々は、突如現れ町を呑み込むアビスゲートに恐怖を感じていた。」
というあおり文に、同氏の「スレイヤーズ」に登場する、異世界の魔王「蒼穹の王(カオティックブルー)」との関連性を疑っていたのですが、微妙にかかわりがあるような無いような?
世界設定はごく有り触れた(?)ファンタジー。
樹大陸と呼ばれる世界は神の祝福を受けて成り立ち、ごくまれに魔の海が現れます。
傭兵の主人公のクラウスと叔父のルグナード、そして同業のアリサを交えた旅が始まり、段々と深淵に巻き込まれていきます。
作者の新しい世界観とこれからの期待をこめて評価5を付けたいです。