恋愛が始まった頃は一緒に笑ったり、怒ったり、悲しんだりして
愛しく思っていたのにそのうちお互いのエゴが出てきて、
そばにいれば傷つけ合ってばかり、でも傍にいなければいないで
寂しくて相手の良い所ばかり思い出すのに
やり直そうとしても一度離れた気持ちはもう戻らない・・・・
そんな、ごくありふれているけど、誰もが頭を悩ます
大人の恋愛模様をウディ・アレンが見せてくれます。
・・好きな場面・・
最初は「歌手として君のことを応援するよ!」と言っていたのに
いざ彼女の交友関係が広がって行くと、それに渋い顔するようになって
わざわざ憎まれ口をきいてしまう「嫌な男」っぷりに思わず共感してしまったり。
アニーと別れた後に他の女の子と付き合いはじめてみたものの
アニーとはあんなに盛りあがったことが、
なぜこの子とはちっとも盛り上がらないんだろう?
やっぱり僕には彼女しかいなかったんだ・・・!
失った物の大きさに気付く、ロブスターのシーンは
観てて本当に悲しく切なかったです。
・・共感した恋愛観・・
映画冒頭のウディ・アレンのセリフ
「私を会員にするようなクラブには入りたくない、
これが女性関係での僕の気持ちをよく表してる。」
これがこの映画の全てを表しているような気がします。つまり
「俺みたいな"ろくでなし"と気が合う彼女は
同じく"ろくでもない女"なんだよ、それをわかっとけ!」
ってことですよね、アレン先生。 同じ価値観で笑える相手を大事にしましょうw
別れた相手と楽しかった恋愛時代を思い出して思いっきり泣きたい方や
あんなに盛りあがっていたのに今ではすっかり関係が冷えてしまった気がする
倦怠カップルの方への回春薬(?)としてお勧めの映画です。