24歳という年齢にして物心ついたころから伊藤潤二先生のファンです。
伊藤潤二先生の原作はすべて読んでおりますが、「富江」「うずまき」「長い夢」等、様々な映像作品化がなされる中、設定のみの流用であり、原作に忠実という作品は心なしか少なかったように思います。
が、この「ギョ」は追加キャラクター、立場の逆転はあるものの、ほぼ原作を忠実に再現しており、まさしく潤二作品の映像化を行っています。
伊藤潤二のファンであり、「ギョ」を読まれた方には是非見ていただきたいものです。
反面、潤二ワールドを忠実に再現しているため、潤二ワールドの味を知らない方からすると、展開の説明不足や終着点をぼかした終わり方に戸惑いを覚えるかと思います。
一つ不満があるとすれば、初頭でのはっきりとした濡場シーンは不要だと感じました。
全体的に見て、とても満足の行く作品でした。
「ギョ」をテーマにアニメーション作品を作成してくださったスタッフの方々へ、
この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。