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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アニメーター必須知識,
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レビュー対象商品: アニメーションの基礎知識大百科 (大型本)
読者層は本編にも記述があるとおり、新人アニメーターおよびアニメーター志望者です。 アニメの描き方の本ではありません。 アニメ用語を網羅した本です。 ただ羅列しただけでなく、それらの用語を イラストとともに紹介、解説している点で分かり易い。 始めはアニメの製作フローがあり、 アニメ製作の工程を垣間見れます。 ですが、この本のメインは後半の用語解説。 業界用語をいかに分かり易く伝えるかに 粉骨砕身の努力がみられて好感が持てます。 著者もアニメーターですから、現場感覚を熟知しており、 これ一冊あれば、用語に関してはバッチリでしょう。 あとは、実地経験を積めば身についてきます。 ちなみに、この本で想定している現場での 使用ソフトは「RETAS」と「After Effects」です。 といっても使い方はないですよ。 渾身の出来栄えに拍手を送りたい。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アニメの観方を変えてみる,
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レビュー対象商品: アニメーションの基礎知識大百科 (大型本)
ただ漠然とアニメを視聴するのではなく。(軽い気持ちでも)どうやってアニメを作っているのか知りたい人でも楽しく読めます。 著者の神村幸子女史は「ママは小学4年生」や、コミカルで耽美系とも言える 「マシュランボー」のキャラクターデザインなどを務めていた方です。 (本書では後者デザインの印象が強いかと思います。念のため) 以前は賞作品の選考やらを、現在では講師としてまた各地で講演をされてるが、 時折原画としてもクレジット(参加)されているのを見かけます。 本書は制作工程を追った前半(1章から3章)と、あとがきにも 書かれてある通り本義となる、後半「用語集(4章)」から構成される。 制作進行さんの扱いに泣ける一冊です(という趣旨の本では無いのだが)。 前半・アニメをよく知らない人、または活字は苦手で漫画やアニメしか興味の無い人でも 活字は少なく文字は大きく、絵が多くて、ユニークな逸話がチョクチョク含まれ、 印象に残るために一気に後半の用語集へ進んだとしても、結構苦にならないハズ。 後半・用語集もまた、単純な文字の羅列にならず、絵や図や漫画調で説明したり、 レイヤーをきちんと分解してみせたり、コンテやレイアウトを載せたり、 良い例と悪い例を並べたり、写真を使って説明したり、逸話や冗談を交えたり、と 楽しい講義のようで、どこも非常に丁寧で親切だ。 まさに「基礎知識大百科」の名にふさわしい、優しい本の作りに感動した。 個人的にはもう少し部署別な所を掘り下げてくれても、と思いましたが コレはコレでまた贅沢言い過ぎかもしれません。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
むしろ業界の基礎知識,
By 広島花子 "お藤" (広島市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アニメーションの基礎知識大百科 (大型本)
著者が基幹職であるキャラデ・総作監の経験者だけあり、本書は実に目の行き届いた名著であります。作画部門に携わる人だけでなく、制作部門に関わる人、演出部門、音響部門に携わる人も読んで損はありません。よくあるアニメの入門書は、ものの動きの解説やカメラワークなどを教科書的に説明したり、「あるべき」アニメの作り方を解説するばかりで、読んでいて決して面白いものではありませんでした。しかし、著者は「当日納品」のようなヤバめの業界用語やWラシのような意味不明な略語を紹介しながら、「これはおかしいだろう」ということはしっかりつっこむ。ホントはこうするべきだけど、ホントはこうで、でもこうしなきゃいけないよね、ということをちゃんと書けているのはさすがだと言えます。それに、類書は大抵モノクロ印刷なのに本書はオールカラーであるところもとても素晴らしい。このおかげで仕上や撮影の説明がとても解り易くなっています。掲載されている写真も、正方形の格子状の枠を持つガラス窓を背後に置いてのフカンとアオリの説明など、さすが練達のアニメーター、よく考えられています。中割りの仕方やシートの打ち方、組みや合成など作画技術上や画面構成の常道やレンズの特性のような映像演出上の問題も含めて、本書に載っているのはまさにアニメ業界では用語こそ多少の違いはあれ、共通認識として皆が持っているものばかりです。ですので、アニメ関係者ばかりでなく、アニメ業界を知り、研究したいという方にも、とても役に立つ導き手となることでしょう。しかし、私は制作スタッフに、特に本書をお勧め致します。本書にもあるように、制作は企画から納品まですべてを見通し行動し、監督の修正用紙の色の好みから各カットの動画の作業負担、編集後の尺数まで把握しておくことが求められます。つまりはここに書いてあることは、まさに制作の基礎知識とイコールなのです。どの職種にも増して。
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