他のレビューにもありますように、こちらは石田敦子さんが10年かけて
幾つかのアニメ雑誌に連載されていたエッセイコラムをまとめた一冊です。
その10年の間に連載されていた『アニメがお仕事』(少年画報社:YKコミックス全7巻)の
エッセンス(原点?)が大変色濃く凝縮されている作品であるとも感じました。
この作品を読んで石田敦子さんの10年に亘る連載に触れ、自分のこれまでの10年や、
逆にこれからの10年に想いを馳せ、様々言葉にはし難い気持ちが溢れました。
耳触りが良いだけの、読んでいてアニメーターに希望だけを抱ける作品では決してありません。
むしろそこには現実があり、打ち砕かれた理想があり、しかしそれを繋いで続けていく人々がおり、
想いが結実をして多くの作品が世界中に広がっている奇跡には、「感動」という言葉を相応しく感じます。
アニメ・マンガ好きのみならず、多くの方に手にとって頂きたい作品です。
上記『アニメがお仕事』と併せてぜひ、ご一読ください。
アニメがお仕事! 1巻 (ヤングキングコミックス)