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アニマルズ・ピープル
 
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アニマルズ・ピープル [単行本]

インドラ シンハ , 荒井 良二 , 谷崎 由依
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

スラム街の人々から“動物”と呼ばれる青年。
インドのカウフプールに住む彼は、赤ん坊の頃に巻き添えとなった汚染事故の後遺症で、四本足での生活を送っていた。
「おれはかつて人間だった。みんなはそんなふうに言う」と“動物”はうそぶき、その数奇な人生を語りだす。
育ての親であるフランシかあちゃんとの生活、愛しい女子大生ニーシャやアメリカから来た美人医師エリとの出会い、
そして汚染事故を起こした「カンパニ」と戦う個性的な仲間たちとの波瀾の日々を―
世界最悪と言われた実際の汚染事故を下敷きに、
みずからの不遇と容姿に苦悩する青年の生き様をユーモラスに描き上げる傑作長篇。

コモンウェルス賞受賞作、ブッカー賞最終候補作。

内容(「BOOK」データベースより)

スラム街の人々から“動物”と呼ばれる青年。インドのカウフプールに住む彼は、赤ん坊の頃に巻き添えとなった汚染事故の後遺症で、四本足での生活を送っていた。「おれはかつて人間だった。みんなはそんなふうに言う」と“動物”はうそぶき、その数奇な人生を語りだす。育ての親であるフランシかあちゃんとの生活、愛しい女子大生ニーシャやアメリカから来た美人医師エリとの出会い、そして汚染事故を起こした「カンパニ」と戦う個性的な仲間たちとの波瀾の日々を―世界最悪と言われた実際の汚染事故を下敷きに、みずからの不遇と容姿に苦悩する青年の生き様をユーモラスに描き上げる傑作長篇。コモンウェルス賞受賞作、ブッカー賞最終候補作。

登録情報

  • 単行本: 498ページ
  • 出版社: 早川書房 (2011/3/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4152091932
  • ISBN-13: 978-4152091932
  • 発売日: 2011/3/25
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 430,484位 (本のベストセラーを見る)
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By たけ VINE™ メンバー
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1984年にインドのボパールでユニオンカーバイド社が操業する化学工場が起こした事故をベースにした物語。この事故に関しては、ユニオンカーバイド社と住民との間で和解が成立しているものの、汚染はいまも続いており、住民の体をむしばんでいるようだ。また、和解したとはいえ、ユニオンカーバイド社は責任を認めていないし、事故調査に対するさまざまな妨害も行ったという。アメリカ政府も無関心を装った。本書の著者は長年にわたって住民の支援を行ってきたそうである。この事実が、本書をとてもリアルな物語にしている。事故で汚染された町、そこに生きる貧しい人たち。物語は、事故によって背中が曲がり、両手を使わなければ歩けなくなったため、自らを動物と称する青年の独白によって進む。住民と化学工場、工場と結託した政治家との戦いが描かれる。その戦いは勝利に終わるわけではない。主人公は最後に語る。「すべてのことは過ぎ去るけれど、貧しい者たちは残る」。この物語には終わりがあるけれど、現実の事故はまだ終わっていないのだ。でも、読後はなぜかさわやかだ。主人公の心が解放されたように思えるから。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 連戦連敗(新潟市) トップ500レビュアー
Amazonが確認した購入
 主人公は「動物」という名前の青年です。絶望的な状況から、幼少期には、名前の通り動物のように、世の中に順
応していきます。やがて青年期になり自我の探求が始まっていく、その役割をしているのが、目という抽象的な存在
なのだろう。青年期の男子だから性欲も目覚めてくる。生きることへの希望、意味をなんとか見いだそうとする。
さまざまな出来事のなかで希望と挫折を繰り返しながら、周りの人との関係を築き深めていく。そこには生きること
への逞しさが満ちています。
 最後の話の終わり方も、一皮むけた主人公が、それでも迷いながらも時間が流れていくところが描かれています。
生きていくという感じが醸しだされていいなと思いました。言い方を変えれば、希望というより、現状をあるがまま
に受け入れて、よりよく生きていこうとする姿でしょうか。それは、自己の確立、人間(大人)として生きていくと
いうことなのでしょう。逆に一人の大人になっていくというのは大変なことだなとも思いました。
この主人公の厳しい状況からここまでたどり着いた心境を考えると、奇跡的なことでしょう。
 さて、物語を読めばわかりますが、動物はその後、どちらの選択をするのだろうか。読んで思いを巡らせてみては
いかがでしょうか。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人間も動物 2011/6/12
 物心ついた時、両親は無く、身体はひどく汚染されて変形してしまい、二本足で立つことも出来ない少年のお話。街に住んではいても自力で生きていかなくてはならない少年は、まるで野良犬。小難しいことを考えている余裕はない。生きることに精一杯で、生理的な欲望と戦う日々。その外見と同じように、彼の中身は人間と動物がせめぎ合いをしている。普段私の胸に浮かんでも、グッと飲み込むようなイケナイ言葉を、少年が口にする。そのセリフにスカッとする。そして、人間らしいって何ですか。動物は悪ですか。価値のある命って何ですか。そう少年が語りかけてくる気がする。辛く生きている時間に、元気をくれた素晴らしい一冊。
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