内容紹介
ノーベル賞受賞経済学者とベストセラー著者がタッグを組んで、かつてケインズが指摘したアニマルスピリットが経済を動かす仕組みを明らかにした本。
アニマルスピリットを、安心、公平さ、腐敗と背信、貨幣錯覚、物語といった要素に分け、それぞれがアメリカの1991年不景気(S&L危機)や、2001年不景気(エンロン問題)、2007年不景気(サブプライムローン問題)、また1890年代の不況、1920年代の過熱経済、大恐慌とどう関連を持っていたかを示している。
さらには、昨今の「100年に一度」の危機と、それに対する処方箋についても、著者二人の考え方に沿うかたちで手際よく整理されていて、経済の変動や経済危機に関する深い知見を得られる意欲作。
内容(「BOOK」データベースより)
既存の理論ではなぜ経済の変動を読めないのか。ケインズの知恵と行動経済学の成果を組み合わせて資本主義をもっと深く理解する。行動経済学という新興分野を活用して、経済の本当の仕組みを記述。人々が本当に人間であり、あまりに人間的なアニマルスピリットに囚われているとき、経済がどう機能するかを説明している。経済の本当の仕組みについての無知によって、資本市場の崩壊からいまや実体経済崩壊まで視野に入ってきた世界経済の現状がもたらされたことも説明した。