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アニマルウェルフェア―動物の幸せについての科学と倫理
 
 

アニマルウェルフェア―動物の幸せについての科学と倫理 [単行本]

佐藤 衆介
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

アニマルウェルフェア-「動物への配慮」という発想。それは動物の命を大切にすることであり、苦痛や苦悩からかれらを解放することである。人類とさまざまな関係を築いてきた動物たちにとって幸せとはなにかを問い直す。

著者からのコメント

畜産・獣医関係並びに動物好きの皆様へ
この本は、私たちに食べられる動物である家畜の「幸せ」を科学的に、そして倫理的に検討した本です。「アニマルウェルフェア」というと、西洋という対岸の火事のような感じですが、我が国でも緊急な課題となっております。国際的な病気の蔓延を防止するために設けられた国際機関であるOIEでは本年5月の総会で「アニマルウェルフェア国際ガイドライン」を採択いたしました。家畜の健康とアニマルウェルフェアに緊密な関係があるとの認識からです。今回は、輸送と屠殺に関してでしたが、今年中には飼育管理に関するアニマルウェルフェア国際ガイドラインの素案が出て参ります。また、国内的には動物愛護管理法が本年6月に改正され、家庭動物、展示動物、実験動物の愛護と管理の方向が定まりました。この法律は5年ごとの見直しですので、次のターゲットは家畜となることが予想されます。このような状況を勘案したとき、今こそ家畜の「アニマルウェルフェア」を真剣に考えるときかと思います。西洋が考えるアニマルウェルフェアとは何で、私たちはその発想に対してどのように感じているか、そして今後どうすべきか、を書きました。ご一読いただければ〓幸いです。

畜産・獣医関係以外の皆様へ
「アニマルウェルフェア」というと、西洋という対岸の火事のような感じですが、我が国でも緊急な課題となっております。動物科学系以外の方にはあまり関係なさそうですが、私たちに食べられる動物である家畜の「幸せ」を科学的に、そして倫理的に検討した本で、いつかは殺される動物を「どう生かすか」というテーマは、とりもなおさず、いつかは死ぬ私たちが「どう生きるか」に通じるテーマでもあります。畜産で何が問題視されており、家畜をどう生かそうと考えているのかを感じていただき、自分の「生き方」を振り返る一助になれば幸いです。


登録情報

  • 単行本: 194ページ
  • 出版社: 東京大学出版会 (2005/06)
  • ISBN-10: 4130730509
  • ISBN-13: 978-4130730501
  • 発売日: 2005/06
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
動物園のしろくまが右往左往するのはなぜか?
すべて全自動の生活は「幸せ」なのか?

これらの問いはアニマルウェルフェアという思想に帰着する。

また、食の安全性がとりざたされ、食品のトレーサビリティに注目が集まっているが、そのトレース(足跡をたどる)したさきでなにが起こっているかまで知っておく必要がありそうだ。

食肉消費大国でありながら、一般の私達は、誰かが育てた「命ある」動物を食べているのでなく、スーパーで切り分けられパッキングされた「商品」を食べている。
ここには感謝もないので、動物への「配慮」の精神も決定的に欠けている。

トレーサビリティでは追いきれない、動物と商品との間にある大きな壁を超えるには、この本をひも解くことが一番の近道であるだろう。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 大学の先生が書いた本です。人間が利用している動物の幸せを考え無ければならない事が伝わってきます。
 ”サシ”の入った牛肉が食べたいからと言って生まれてから一度も草原を走ることも出来ない牛が本当に幸せな一生を送っているといえるでしょうか。
 家畜が自らの行動能力をフルに活用して、食べて、寝て、遊んで、恋をして子供を育てることが動物にとっての本当のアニマルウェルフェアだと伝えてくれます。
 屠畜するときにも気絶させたあとに、牛の意識が戻る前に放血を行う事が大切だと思います。
 動物の5つの自由を保障しなければならないのです
 1 空腹、渇きからの自由
 2 不快からの自由
 3 苦痛、損傷、疾病からの自由
 4 正常行動発現の自由
 5 恐怖および苦悩からの自由
 動物を扱うすべての人にお勧めです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
動物愛護の両極ライツ派とウェルフェア派のうち、動物福祉を基準としたウェルフェアの理論をわかりやすくまとめた書籍でした。畜産関連の方やペットショップ関連の方にはおもしろい書籍ですが、動物の権利論を掲げるライツ派の方から見ると腹が立つ一冊かもしれません。中・高校生の方にはおすすめです。
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