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比喩を安直に利用することで、議論を混乱させるやり方が、ここ何年間の現代哲学に限られるのではなく、「西洋の没落」といった過去の本でも、生じていたことが示される。しかもこの時代になされた適切な批判が、現在も十分には考慮されていないことが述べれる。内容は非常に重要であるので、「知の欺瞞」を呼んだ人は合わせてよむべきである。
しかし、著者の議論がある程度専門知識をもつことを前提とした書き方をしている。このため、哲学についてある程度の知識をもって、行間を埋める必要がある。もうすこし、一般向けに書けば、さらに良書になったのにとくやまれる。また、訳もすこし硬いように思える。
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