内容紹介
ミッチ・ザックスは本書のなかで、群衆が知るずっと前に離陸しそうな有望株の見つけ方を教えている。そのためには具体的にどうすればよいのか。ウォール街のアナリストは自分の利益のためにもさまざまなリサーチを行っているが、その膨大なリサーチデータのなかから利益につながる貴重な情報を見つけるのである。本書は、ウォール街の証券会社が毎年10億ドル以上の給与を支払っている株式アナリストのリサーチデータを利用して利益を上げる、というこれまでにないユニークな投資本である。 多くの投資家はこれまで、値下がりしている株式を買い推奨するアナリストたちにだまされ続けてきたと感じている。そして結局、ウォール街のアナリストのデータなんてまったく信用できないと結論づけている。でも、そんなことはけっしてない! 本書で紹介されているアナリストのリサーチデータの正しい読み方を身につければ、目を見張るような利益を上げられるのである。その成否のカギはプロのマネーマネジャーと同じように、アナリストのデータの裏を読んでそれらをうまく利用することにある。 この分野の草分け的存在であるザックス・インベストメント・リサーチは過去20年以上にわたって、アナリストの膨大なリサーチデータを集計・分析してきた。本書にはその貴重な蓄積に基づいたさまざまな投資法が紹介されているが、それらはまさに目覚ましい実績を上げているプロの投資家が実践している手法なのである。読者の皆さんは本書のページをめくるたびに、値上がりする有望株と下落する負け組株を選別するユニークな投資法を目にされるだろう。 ザックスの目的は、アナリストのデータを正しく使っていたら避けられたであろうあのハイテク株バブルでの大損を一般投資家に再び繰り返させないことにある。皆さんがザックスの教えに従って、アナリストの予想利益をめぐるウォール街のゲームのルールをよく理解すれば、もう二度とアナリストの犠牲になることはないだろう。本書は正しい時期に正しい銘柄を選択するための手引書である。 ミッチ・ザックスは本書のなかで、次のような新しい投資法を紹介している。 ●アナリストの予想利益のデータを正しく読み取って、その株式の今後の方向を予測する ●アナリストの投資推奨の裏に隠された真意を見抜く ●「ゴキブリ効果」やその他の手法を使って、決算発表前にその株式の公表利益の修正を的確に予測する ●決算報告が発表されたときの対処の仕方、また「利益発表後の株価推移」を利益につなげる ●予想利益の修正は一定期間にわたり徐々に行われるという「アナリスト・クリープ」をうまく利用する ●企業がよくやる決算報告のゲームにはだまされない 景気の善し悪し、または株式市場がどのような局面にあろうとも、本書で紹介される投資法を正しく実践するならば、常に市場に先回りして利益を上げられるだろう。勝ち組銘柄は必ず上がるのである。本書を手元に置くことでプロの投資家と同じ優れた投資手法を身につけた皆さんが、どのような相場の局面でも有望株を見つけられることは請け合いである。
内容(「BOOK」データベースより)
株価に対するアナリストの影響力は強大であり、本書ではアナリストによる予想利益の修正がどのように株価を動かすのかが詳しく説明されている。読者は本書のなかで、株式投資で成功するための数多くの貴重なヒントを見つけるだろう。
内容(「MARC」データベースより)
株価に対するアナリストの影響力は強大である。アナリストによる予想利益の修正がどのように株価を動かすのかを詳解。値上がりする有望株と下落する負け組株を選別する投資法から、儲ける秘訣を伝授する。
メディア掲載レビュー
「株価に対するアナリストの影響力は強大であり、本書ではアナリストによる予想利益の修正がどのように株価を動かすのかが詳しく説明されている。読者の皆さんは本書のなかで、株式投資で成功するための数多くの貴重なヒントを見つけるだろう」――『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者であるバートン・マルキール氏 「ウォール街の利益をめぐるゲームがどのようにプレーされているのかを知りたいのなら、本書を読むことだね。ここにはそのゲームにうまく便乗できる実践的なアドバイスも盛りだくさんだよ」――ボリンジャーバンドの開発者で『ボリンジャーバンド入門』(パンローリング刊)の著者、マネーマネジメント会社「ボリンジャー・キャピタル・マネジメント」を経営するジョン・ボリンジャー氏 「この本はすべての投資家、大学生、そして大学教授たちの本棚に並べる価値のある素晴らしい傑作だ。人間心理に対するさりげない洞察、不透明な相場環境の下で行う適切な投資判断、新しい時代の信頼できる豊富な事例など、本書のどのページを読んでもすべての投資家に利益をもたらすだろう」――ベストセラーになった『エディケーション・オブ・スペキュレーター』の著者であるビクター・ニーダーホッファー氏 「ザックスのユニークな投資法は、将来の株価の方向を見通すものである。それはどのようにして可能になるのか。すべての事象が現実になる前に、アナリストのデータの裏に隠された将来の株価を示唆する兆候を読み取るのである。ウォール街のプロとマーケットの両方に打ち勝ってリッチになりたいすべての投資家にとって、この本は必読書である」――CBSマーケットウォッチのコラムニストであるポール・B・ファレル氏 「本書はアナリストの予想利益をめぐるゲームから利益を上げるための素晴らしい実践的な手引書である」――オーバーワイス・アセット・マネンジメントのジム・オーバーワイス社長 --本書への賛辞
最近では個人投資家のインターネットによる株式売買が次第に支配的になってきた。それに伴って、さまざまな投資参考データもインターネット上から簡単に入手できるようになった。しかし、それらのデータをどのように読み取って有効に利用するのかについては、実際に役立つ手引書がほとんどないというのが実情である。 インターネットの投資サイトのなかで、最もおもしろいデータのひとつは株式のリサーチ情報であろう。これは株式アナリストによる各銘柄の予想利益とそのコンセンサス推移、1株利益成長率、レーティング(投資推奨)などをコンパクトにまとめたものである。株式専門家によるこれらのリサーチデータを一見すると、株式投資の貴重な参考データになると思われるだろう。しかし実際には、例えば、「レーティング」の投資推奨に従って株式を売買しても、利益になるどころかむしろ損失になるケースが多いというのが現実である。また、アナリストの予想利益のデータをそのまま参考にして株式投資をしても、やはり利益を上げるのが難しいというのは一体どういうことなのだろうか。 その大きな原因は、アナリストのデータにはすべて裏があるからだ。その理由を理解するには、証券業界に深く根づいている特有の慣行や制度、そしてアナリストが置かれている微妙な立場というものに目を向ける必要がある。アナリストのデータに大きなバイアスがかかっているのは、そうした複雑な事情が反映されているからである。こうした状況を十分に理解しないかぎり、アナリストのデータを使った株式投資で利益を上げることはできないだろう。 しかし、読者の皆さんが本書で紹介されるアナリストのデータの効果的な利用法をしっかりとマスターされるならば、インターネット上のリサーチ情報は、単なる数字の羅列から、読むほどにおもしろい生きた数字に変貌するだろう。つまりアナリストの損益データなどに対する視点を、これまでの、どのように「分析する」のか、から、どのように「利用する」のか、に変えるだけで、株式投資の利益のチャンスは大きく広がるということである。 ザックス・インベストメント・リサーチは、証券会社に所属するアナリストの予想利益とレーティングに関するデータを20年以上にわたって集計・分析してきたユニークな会社である。インターネット上の投資サイトのリサーチ情報をどのようにうまく利用して利益につなげるのか……本書は、その勘どころをおさえた、同社の専門家による実践的な株式投資の手引書である。 原書『Ahead of the Market』の邦訳を決定された後藤康徳氏(パンローリング)、編集・校正の阿部達郎氏(FGI)、装丁の新田和子氏。皆さまのご尽力があってこそ、この邦訳書が日の目を見たのである。皆さまのご協力に深く感謝いたします。 --訳者まえがき
最近では個人投資家のインターネットによる株式売買が次第に支配的になってきた。それに伴って、さまざまな投資参考データもインターネット上から簡単に入手できるようになった。しかし、それらのデータをどのように読み取って有効に利用するのかについては、実際に役立つ手引書がほとんどないというのが実情である。 インターネットの投資サイトのなかで、最もおもしろいデータのひとつは株式のリサーチ情報であろう。これは株式アナリストによる各銘柄の予想利益とそのコンセンサス推移、1株利益成長率、レーティング(投資推奨)などをコンパクトにまとめたものである。株式専門家によるこれらのリサーチデータを一見すると、株式投資の貴重な参考データになると思われるだろう。しかし実際には、例えば、「レーティング」の投資推奨に従って株式を売買しても、利益になるどころかむしろ損失になるケースが多いというのが現実である。また、アナリストの予想利益のデータをそのまま参考にして株式投資をしても、やはり利益を上げるのが難しいというのは一体どういうことなのだろうか。 その大きな原因は、アナリストのデータにはすべて裏があるからだ。その理由を理解するには、証券業界に深く根づいている特有の慣行や制度、そしてアナリストが置かれている微妙な立場というものに目を向ける必要がある。アナリストのデータに大きなバイアスがかかっているのは、そうした複雑な事情が反映されているからである。こうした状況を十分に理解しないかぎり、アナリストのデータを使った株式投資で利益を上げることはできないだろう。 しかし、読者の皆さんが本書で紹介されるアナリストのデータの効果的な利用法をしっかりとマスターされるならば、インターネット上のリサーチ情報は、単なる数字の羅列から、読むほどにおもしろい生きた数字に変貌するだろう。つまりアナリストの損益データなどに対する視点を、これまでの、どのように「分析する」のか、から、どのように「利用する」のか、に変えるだけで、株式投資の利益のチャンスは大きく広がるということである。 ザックス・インベストメント・リサーチは、証券会社に所属するアナリストの予想利益とレーティングに関するデータを20年以上にわたって集計・分析してきたユニークな会社である。インターネット上の投資サイトのリサーチ情報をどのようにうまく利用して利益につなげるのか……本書は、その勘どころをおさえた、同社の専門家による実践的な株式投資の手引書である。 原書『Ahead of the Market』の邦訳を決定された後藤康徳氏(パンローリング)、編集・校正の阿部達郎氏(FGI)、装丁の新田和子氏。皆さまのご尽力があってこそ、この邦訳書が日の目を見たのである。皆さまのご協力に深く感謝いたします。 --訳者まえがき
著者について
ザックス・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャーとして、本書で紹介している投資法を使って一般投資家や機関投資家の資金を運用している。また、シカゴ・サンタイムズ紙にも毎週コラムを執筆している。イェール大学で経済学の学位、シカゴ大学で計量分析ファイナンスのMBAを修得。ザックスに入る前は、ニューヨークのラザール・フレールで投資銀行業務のアナリストをしていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ザックス,ミッチ
ザックス・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャーとして、本書で紹介している投資法を使って個人投資家や機関投資家の資金を運用している。また、シカゴ・サンタイムズ紙にも毎週コラムを執筆している。エール大学で経済学の学位、シカゴ大学で計量分析ファイナンスのMBAを修得。ザックスに入る前は、ニューヨークのラザール・フレールで投資銀行業務のアナリストをしていた
関本 博英
上智大学外国語学部英語学科を卒業。時事通信社・外国経済部を経て翻訳業に入る。国際労働機関(ILO)など国連関連の翻訳をはじめ、労働、経済、証券など多分野の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ザックス・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャーとして、本書で紹介している投資法を使って個人投資家や機関投資家の資金を運用している。また、シカゴ・サンタイムズ紙にも毎週コラムを執筆している。エール大学で経済学の学位、シカゴ大学で計量分析ファイナンスのMBAを修得。ザックスに入る前は、ニューヨークのラザール・フレールで投資銀行業務のアナリストをしていた
関本 博英
上智大学外国語学部英語学科を卒業。時事通信社・外国経済部を経て翻訳業に入る。国際労働機関(ILO)など国連関連の翻訳をはじめ、労働、経済、証券など多分野の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)