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そこにほとんどの曲でルカサーが弾いてる、しかも無名のど新人のアルバムというわけのわからないLPがいきなり登場したんです。
更にその内容もまた地味ながら充実している。もうみんな我先にと買いに走り、おうちでフレーズをコピーしまくった・・・そんな高校時代でした。
WestCoast主流の当時の大阪の輸入版屋では半きわもの扱いだったけど、ルカサーが飛行機で飛んでいって12時間弾きまくって収録したLPという
、これまた何だか意味不明の触れ込みと共にこのLPはどんどん神格化していきました。
その一方で、皆さんおっしゃるとおり、楽曲の素晴らしさと脇を固めるミュージシャンの本来の優しく包み込むような音作りに、聞き込んでくうちに私もどんどん魅了されてしまいました。
あれからいったいどれくらいたったのかな。
気が付けば手元にはよれよれのカセットテープ。LPは誰かに貸したまま・・・CD化されていて本当に嬉しい。
当時、日本で一番注目されていたギタリストであるスティーブ・ルカサーはLAを中心に色々な作品でセッションしており、本作品は無名有名問わず彼が活躍した作品のひとつであったと思います、誰にも邪魔されず生き生きとしたルカサーのギター節が本作品で私は楽しめました。
この作品がリリースされた当時、あまりの出来の良さに日本では彗星のごとくヒットチャートに踊り出てAOR全盛期にとても有名になったと記憶してます。当時のおしゃれな男はこれを聴くべきとまで雑誌に書かれる程、スマートで万人が聞いても癖が無く自然に流れ行くサウンドワールドが展開されていて、どのナンバーも心地よく聴けるのではないでしょうか?
それ程本作品はめったに出ないAORの名盤中の名盤ではないかと今更ながら思う次第であります。
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