年末に一通り遊んで、終わってみた感想は「すごく勿体ないゲーム!」でした。
ゲームシステムは斬新で相当面白いんですが、それに付随するキャラクターの見せ方とシナリオが残念だった気がします。
シナリオさえよければ、絶対に最高作品のひとつになったと思うぐらい、ゲームシステムは面白かったので、改良してぜひ「2」を出してもらいたいです。
気になった点、面白かった点を含めて下記に挙げました。
【システム】
ウイスプという光の玉をパッドで操作し、画面上に出現する敵の攻撃をよけながら、各ブロックに配置した7タイプの騎士(ユニットクラス)
に武器を与えて敵を攻撃させるゲームです。
RPGというよりシューティングの要素が強いので、タクティカルRPGというより、タクティカルシューティングかなと思います。(戦闘画面以外は、操作側の自由度は低いのでRPGとは言えない気がします)。
戦闘は26ターン枠で、1ターンが60秒(確か)と短いのでかなりさくさく遊べるので、戦闘が中だるみしないし集中できます。
アイテム・キャラ狙いでなければ、通常の戦い方で平均7ターン以内、ボス戦でも18ターンぐらいで終われるかと。
【操作】
説明書を読まずに、遊びながら覚えるタイプの人は早々に挫折する作り。先を急がず、気長にやるのが吉。
チュートリアルをよく読んで始めないと、序盤でのアイテム回収やキャラ回収はほとんどできないのではないかと思います。チュートリアルは量が多いですが、操作と感覚を覚える為にも一通りやってみた方がいいです。
武器のセットとキャラクターの配置は慣れるまでちょっとしんどいですが、自分の使いやすい騎士のタイプが分かるようになると配置が楽になります。
ちなみに自分は、通常戦だったらプリエステス・ウォーリア、ボス戦はプリエステス・ウォーリア・ハーミットをよく使ってました。
攻撃するキャラクターにウィスプを当てて攻撃指示を出すと、後はその攻撃範囲に敵が入ってロックオンできたら自動で攻撃の最良のタイミングを教えてくれるので、戦闘中の操作は楽です。
【物語とキャラクター】
登場人物が多すぎて、物語自体が消化不良気味でした。
それぞれに特徴のある12騎士団、王周辺の人物、様々な思惑のある他国の人物と沢山出てくるのですが、数が多いだけで全員中途半端に物語に絡んでいるので、どの人物にも感情移入も思い入れもできませんでした。
メインキャラにも必然性が感じられませんでしたし。
登場人物をもっと削って、一人一人掘り下げた方がよかったのではと思います。設定がかなり魅力的だったので、勿体ない!
悪役も紋切り型で、物語の進行もひねりがなくありがちなのに、1戦終わるごとに思わせぶりで断片的なエピソードが強制的に入るのでイライラしてしまい、終盤は物語の部分は飛ばして進めてました。
ゲームシステムだけを評価するなら星5つですが、物語の面も含めて見るとこの点になりました。
人を選びますが、面白くないゲームではないことを強調しておきます。