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アトラス―新しい建築の見取り図
 
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アトラス―新しい建築の見取り図 [単行本]

ジェシー ライザー , 梅本 奈々子 , 隈 研吾 , 橋本 憲一郎
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,150 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ライザー,ジェシー
ニューヨーク生まれ。1981年、ニューヨークのクーパー・ユニオン建築学部卒業後、1984年、ミシガンのクランブルック芸術大学修士課程修了。1985年、アメリカ・アカデミーのローマ賞フェロー。現在プリンストン大学教授。梅本奈々子と1986年以来、「ライザー+ウメモト、RUR Architecture P.C.」を共同主宰

梅本 奈々子
京都生まれ。1975年、大阪芸術大学環境デザイン学科卒業後、1983年、クーパー・ユニオン建築学部を卒業。現在香港大学客員教授。ジェシー・ライザーと1986年以来、「ライザー+ウメモト、RUR Architecture P.C.」を共同主宰

隈 研吾
1954年横浜生まれ。1979年東京大学建築学科大学院修了。コロンビア大学客員研究員を経て、隈研吾建築都市設計事務所主宰。自然と技術と人間との新しい関係を切り開く建築を提案。2001年より慶應義塾大学理工学部教授

橋本 憲一郎
1968年愛知県生まれ。1992年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修了。橋本憲一郎建築設計事務所主宰。集落調査・まちづくりの実践などから得られる智恵を設計に活かす。2003年より東京大学生産技術研究所助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 263ページ
  • 出版社: 彰国社 (2008/09)
  • ISBN-10: 4395051022
  • ISBN-13: 978-4395051021
  • 発売日: 2008/09
  • 商品の寸法: 20.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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建築の生成 2008/11/29
形式:単行本
新しい建築のマニフェスト!
「建築とは、解釈するものではなく、生成するものである」

 最近、建築に対してよく目にする鍵語「生成」。意味のとり方は異なるものの、大学時代の恩師も、今年の夏に行われたアイカ現代建築セミナー「セシル・バルモンド×伊東豊雄」でも、「生成」という言葉が用いられている。そして、もちろん本書でも・・・

 かつて「建築」といえば、「制作」「構築」なる言葉が多数だったように思うが、いつしか状況は様変わりしつつある。人間が計画的に作り込む「建築」ではなく、他者の介在を認めることにより半ば自己生成する「建築」。

 どちらも創造行為に違いはないが、結果(形態)に対する責任の捉え方に違いがあるように思う。設計という個人的行為において、第三者的存在を認めるか否かがポイントで、「生成」という場合には、個人の意志力を超えるような、「直観的(神がかり的)」或いは「技術的」な力の存在を前提としている。

 例えば技術的側面に注目すると、与条件はしっかり決めるが、そこから導かれる最適解はパソコンに任せる、というやり方も生成の一つの手法だろう。また、スケッチを描いているうちに、意図せず画期的な線が描けることもあるかもしれない。

 そうした予測不可能性をどう捉えるか?それを含めて個人の意志によるものと見なすのか、或いは何か別の力が働いたと考えるのか。

 現在のような高度情報化社会では、個人の能力(知識)の限界を感じざるを得ず、必然的に「謙虚」になるしかないのかもしれない・・・

 最後に、「序」「あとがき」よりの本書に対する引用を紹介する。

 ニューヨークの建築家カップルが、実に豊富な(反)建築の意匠を展開している本で、ドゥルーズ=ガタリ「千のプラトー」の発想と共振するところが多い。建築における権力や固定の傾向に逆行するための、あらゆる形態発生的アイディアが集積されていて、図版も刺激的である。(宇野邦一/哲学者)

 科学者にも哲学者にもできなかったことを、建築家がなしえる途を、この『アトラス』は示している。建築こそが、すべてを大らかに包みこみ、しかもそこから、何かを生成する力を秘めている。(隈研吾/建築家)
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By ikebow
形式:単行本
建築家の隈さんと一緒にコロンビア大学にいた仲の人たちの宣言文。チェミの教え子であり、データスケープに対しての批判があったり、MVRDVとのアルゴリズムに対しての考え方の違いを感じ取れる。日本語版の序にドゥルーズの訳で良く見る宇野邦一さんが言葉を書いていることから始まり、本書の方向性はドゥルーズの思想をベースにした一つの亜種のように思える。

文章の形態は各トピックごとにまとまっており、どこからでも読める。「グーテンベルグの銀河系(マクルーハン)」や「ミル・プラトー(ドゥルーズ+ガタリ)」のような本の構成となっており、そのあたりもドゥルーズ+ガタリを意識しているように思える。図や絵が多いので、見る本としては楽しめるものだと思う。

建築の構造や機能にどのように多様性をもたらせられるか?それが本書の内容だと書かれている。その方向性をモノとモノの間で交わされる「競争」と「協調」の関係が集合した結果生じる系としての特性に求めようとする。チェミがラ・ウ゛ィレット公園にて行なった考えの延長線上にあると考えて良いように思われる。

差異が差異を作り出し、時間の中に建築を開放し多様性を達成しようとする試みは、まだ切断の問題を解決で来ていないように思える。建築は重く、硬い殻をもち、表面の影響力が及ぶには特別な何かが必要なほどに大きな体積を持った存在である。硬い殻は速度論的な問題を作り出し、大きな体積は熱力学的な密度の問題を作り出す。粒子化された要素による相互作用の連鎖を空想するフェーズは過ぎ、次なる位相を描く時代になった事を改めて実感させられる。

星2つな気もするけど、セシルバルモンド系とMVRDV系とチェミ系(あと、レムも必要?)とそれぞれにアルゴリズムやデータを扱う集団に考え方の違いがあることを何となく知るのには、良い本な気がするので星は3つで、
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