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アディクトの優劣感
 
 

アディクトの優劣感 [単行本]

池間 了至
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

セックス、ドラッグ&サイケデリックトランスに象徴される若者の対抗文化と、彼らの心の中に潜む闇をリアルに描ききった著者渾身のデビュー作!

出版社からのコメント

セックス、ドラッグ&サイケデリックトランスに象徴される若者の対抗文化と、彼らの心の中に潜む闇をリアルに描ききった著者渾身のデビュー作!

登録情報

  • 単行本: 241ページ
  • 出版社: 文芸社 (2005/3/1)
  • ISBN-10: 4835587162
  • ISBN-13: 978-4835587165
  • 発売日: 2005/3/1
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 257,106位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
1年ぐらい前に一度読んだ。
その時、面白いと感じた。
内容は深くはないが、話として面白いな…と。
1年経った今、再度読んでみた。
裏の帯のコピー、
『仕事も女もセックスもドラッグも、もういいと思うようになっていた。』
この退廃的な言葉がいい。
一般的に、万人受けする話しではないだろう。
ただ、とある世界というと大袈裟かもしれないが、
わかる人には言葉の隅から隅までわかるだろう。
物語のテンポがよくて、一気に読み進められる。
退廃思考の中、突然現われる光。
光に慣れていないが故に惑う心情。
意識と無意識の比喩に賞賛。(P.135)
また、1年後、読みたいと思える本。
1年の歳月で、この物語の捕らえ方は
色々変わっていくんだろうと思う。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
夜になると曜日を問わず、互いの家に集い、挨拶代わりにガンジャを吸って、今日仕入れたばかりのゴアトランスの12inchを聞きながら、強烈な楽観主義に彩られた意識の進化論について熱く語り、週末ごとに日本中のパーティーを目指して短いが過去に体験した事のないほどの深度の旅に出て、様々な人々と出会い、別れ、互いの意識、人生を共有し、共感し、与えあい、奪い合い、アガったり、落ちたりを繰り返し、この世界の生の果てまでも突き抜けようとする激しい衝動に自身の身を加速させながら、永遠をつかみ取ったり、他者の視線の中に人間関係の地獄を体験したり、自己愛と諦め、主観と客観、自己と他者のなかで知らず知らずのうちに健康な心をすり減らしながら、それでも奇跡の逆転劇に命を賭けて、それのみが人生の目的かのように、音楽と、ダンスと、ドラッグと、この世界の秘密に取り憑かれてパーティーに通った日々。その中で記されす、書き留められず、記憶の彼方に消え去ってしまったコトバ、気持ち、気付きがこの本の中に残されている。この本は作者の体験をリアルにもとにしたものだけれど、これらの記憶はあの当時(そして今も)トランスが好きで、このシーンに関わっていた人間達の記憶でもある。
 
 いま生きている事を最高な事だと思えるように生きてこられた事に感謝。

清野栄一やゴルゴ内藤に続くトランス文学がまた一つ。1990年代中盤から続く日本におけるサイケデリックカルチャーがこれらの表現に到達するまで10年の年月が必要だったこと。あれだけの人間が心底衝撃を受けたこの体験を、形にするのにはこれだけの時間が必要であった事を驚くべきであろう。逆説的に如何にサイケデリックな体験を対象化する事が困難かという事が判るし、その内容が普遍的であることの証だと思う。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By U
形式:単行本
~ 村上龍が発表した衝撃的な問題作「限りなく透明に近いブルー」から29年、21世紀になって登場した「アディクトの優劣感」。同じくドラッグカルチャーを扱っているが、不思議と本作にスキャンダラスな印象はない。それは、善し悪しは別として、ドラッグカルチャーが成熟し、人々の日常にすんなりとけ込んでいるからに違いない。
 読者は表紙帯に踊る大麻、LSD~~、チャーリー、アシッド、セックスといったキャッチーなコピーとは別次元なところに本作の魅力を見つける事ができるだろう。主人公を初め、登場人物が送るドラッグ&パーティーアディクトな日々に共感しつつ、随所に巻き起こるトラブルなどにいつ自分が巻き込まれてもおかしくないリアリティを感じて物語に引き込まれてしまう。
 主人公が選択するエンディ~~ングに関しても誰も意義を唱えられはしない。読者は主人公と対峙し、「生きると」というシンプルで深い意味を考えられずにはいられなくなる。その意味では、著者が読者に投げかけた問いは見事に成功している。
 本作は大々的な広告戦略の元に大手出版社から出されたものではない。にも関わらず、「アディクトの優劣感」ファンは日増しに増大し、ドラッグカ~~ルチャー文学の枠を超えた「青春文学」作品として受け入れ始めている。それは何よりも、本作が多くの読者が心の闇に抱える問題とシンクロし、主人公が目指すリミッターカットに自分の気持ちをオーバーラップさせてしまう力があるからに他ならない。~
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投稿日: 2005/5/6
記録映画の様な小説
アディクト。そのまま訳すと「中毒」。単純だが、アディクトを自認している人が世の中にどれだけ居るのだろう。かく言う私もこの本を読むまでそんな事をはっきりと意識した事... 続きを読む
投稿日: 2005/4/26 投稿者: "匿名-"
心地よい緊張感
切迫感とスピード感。一気読みできる一冊。。。アディクトな方も、そうでない方にも・・・。
投稿日: 2005/4/26 投稿者: "匿名-"
ここまで赤裸々だからこそ、面白い。
刺激を求めている人、
寂しい人、
ぬくもりに飢えてる人、
何もかもどーでもよくなっちゃってる人、... 続きを読む
投稿日: 2005/4/25 投稿者: ami
コトバにならない感情
誰でも奥にひめている「孤独感」。それによって現れる微妙な感情の動き。音にサンクチュアリーを求め、ドラッグに愛を求める。それは誰にも見せたくない心の穴をうめるため。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/25 投稿者: "匿名-"
リアルな疾走感が味わえます。
ありそうでなさそうな現実的な非現実、でも全て僕らの周りで起こりうる日常を心地よい疾走感で書いてある。主人公達の普段着の心の描写が素晴らしく、まるで自分もその中の一... 続きを読む
投稿日: 2005/4/22 投稿者: "匿名-"
リアルな疾走感が味わえます。
ありそうでなさそうな現実的な非現実、でも全て僕らの周りで起こりうる日常を心地よい疾走感で書いてある。主人公達の普段着の心の描写が素晴らしく、まるで自分もその中の一... 続きを読む
投稿日: 2005/4/22 投稿者: TAKASHI
衝撃的
この本のストーリーはなんらかの理由で自殺した主人公「由季宏」の遺言を彼女の「玲加」が死後に発見し、その死に至るまでの1年間を辿る。。といったちょっとディープな内容... 続きを読む
投稿日: 2005/4/20 投稿者: djsupernova2012
アディクトの優劣について
人生いいもわるいもない。おきた物事は”事実”なり”真実”なり何かと名前がつくもの。始めから終わりまで何かあったようで何もない。何も変わらない。ミーニングレスの状態... 続きを読む
投稿日: 2005/3/16 投稿者: ジェーン
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