評者(参考までに):
仕事でCAD(VectorWorks)やDTP(Photoshopその他)を使用。
Macユーザー歴18年。
仕事とは無関係にパソコン好き。
デザイン:
非常にシンプルで、人によっては「ペラペラで安っぽい」と感じるかもしれません。良く言えばミニマルでクール。はっきり言うとデザインの為に使い勝手は幾分犠牲にされて、、というか、「そこらへんはユーザ側で慣れてくれよ」と居直っている感があります。「格好も機能の内なんだからさ」と。しかしながら、この商品のデザイナーの美学に共感しないユーザーにとっては、単に使い勝手の劣る道具に過ぎないかもしれませんね。個人的には、このデザインは好きです。慣れながらでも使ってゆきたいと思いますね。
キータッチ:
浅いキーの感じも好みの分かれるところでしょうが、私は好き。
MacBookもそうなんですが、このキーボードは強い指力でドカドカ押してやるのが実は結構快感なのです。従来のデスクトップタイプのキーボードの様に、キーが「戻りの指」についてこないのも、煩わしくなくて良いです。また、作り上キーの間にゴミが溜まりにくく、掃除しやすいところは、好き嫌いに関係なくウリだと言えるかと思います。同様の「浅いキー」のキーボードは他メーカーからも多数出ていて、使ったこともあるのですが、ほとんどの製品ではキー同士が隣接していて(つまりこいつのようにキーとキーの間にパネルがなく)、キーを下げたときに上下に隙間が出来るため、結構ゴミが溜まるのです。
配列:
実は今回、JIS配列にすべきかUSにすべきかで少し悩んだ結果、「どーせ慣れるしかないんだろう」ということでUSにした経緯があり、あまり文句は言えないのですが、やはりちょっと、使いにくいのは事実です。JISだとどうなのでしょうかね。購入を考えている人は、出来れば一度店頭で確認してみた方がよいかもしれません。仕事上よく使うショートカットが大幅に変わると、その度に「あり?」と思うことになります。まあ、慣れですが。特に大きな違いはCAPS LOCKとCONTROLの位置が逆になっていることですが、これは本来的にはこっちのほうが正しいのかもしれないとは思います。ソフトによってはショートカットで、CONTROL/OPTION/COMMANDさらにSHIFTまで同時に押すこともありますからね。メインのRETURNキーが小さくなっているのには、当初相当ビックリしましたが、こちらの方にはすぐに慣れました。
総括:
レビュータイトルに既に書いた通り。
新しい機能やデザインを提案すると同時に、そのつどユーザーの習慣に変更を求め、そのつど戸惑わせてくれるんですよねえ、このメーカーは。