書名からして堅い本かと思いきや,
ウィットに富んだ楽しい「読み物」でした。
個人で起業をたくらんでいる人のみを読者対象にしているわけではなく,
一般の人が読んでも,内容に納得できて充分楽しめます。
会社や団体など組織内で働いている人なら,
業種・職種を問わずだれでも共感できるエピソードが満載です。
全部で93章ありますが,1つの章はほとんどが3〜5ページで,
超大作というわけではありません。
章は
立ち上げ
資金調達
計画と実行
イノベーション
マーケティング
販売と伝道活動
コミュニケーション
ウィン・ウィン
競争
採用と解雇
仕事
善行
という12のテーマに大きく分けてあって(「編」と呼んだらいいのでしょうか?),
最初から順番でなくても,まずは興味のある編から読めばいいかもしれません。
例えば就職活動中の人は,「採用と解雇」の67〜77章を読めば
履歴書の書き方から面接での受け答えまで掲載されていて,
きっと参考になるでしょう。
「仕事」編の
87章 最悪の上司とは?
88章 CEOの嘘トップ17
は必読です。
ワタシの周囲にもいます,これらの例にあてはまる上司が。
自分の職場環境が決して特殊ではないんですね。
企業は人が動かしていて,人によって良くも悪くもなる
ということが改めてわかります。
困ったちゃんはどこにでもいるんだなあ,と
ちょっと安心することもできる1冊です。