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この本の中ほどに、アダルトチルドレン(AC)の人の特徴が書いてあります。私はまずそこを読んだのですが、私が中学生の頃からずっと苦しみ続けてきたことが、極めて正確に書いてあるのです。私のことがそのまま、まさに心の写真でも撮ったかのような正確さで書いてあるのです。
本当に驚いた私は、最初のページから猛烈な勢いでに読み始めました。
それから半年。私は徐々に回復し、まだ完全ではありませんが、自分を受け容れ、今を生きる強い力を回復しつつあると自信を持って言えます。
この本は、ACとは何かについて、分析・紹介したものです。ACから回復し、人間の力を取り戻す具体的なレッスンは書かれていません。必要なら、別途ワーキングに参加したり、本を買ったりするとよいと思います。
ですが、この本を読み、自分の心に何が起こったのかを知ること自体が、人間の力を回復するための重大な第一歩となります。
人間の力を回復するには、起きたことをそのまま、ありのままに受け容れるしかありません。最終的には、過酷な運命さえも、自分の一部だと認めて、そのまま愛するしかありません。
受け容れるには、そもそも何を受け容れるかを知っていなければならないのです。この本は、ACという視点から、心に何が起こったのかを解き明かし、受け容れる対象を認識する手助けをしてくれます。それだけでも、強い癒しが始まります。
ACはグチャグチャになった自分をひもとく糸口を与えてくれます。ACを逃げ場にしてはいけません。
私は徐々に、分析をやめて、自問もやめ、因果のすべてをそのまま愛することができるようになってきました。ACを知ったから、ACから回復できたのだと思います。
自分はACであるということを、今を生きない言い訳にしてはいけません。苦しさの正体が分かったなら、ありのままに受け容れ、抱きしめてあげて下さい。
ACになる人は、責任感、包容力、理解力が優れ、優しく、思いやりのある人だと思います。しかし、そのキャパシティの広さ故に、あたかも自分が責任者であるかのように悲しみを取り込み背負ってしまうのです。でも責任があるはずがない。それを理解し、自分の素晴らしさを再確認して愛してあげましょう。
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