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アダム・スミス (講談社学術文庫)
 
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アダム・スミス (講談社学術文庫) [文庫]

水田 洋
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

18世紀英国の資本主義勃興期に、「見えざる手」による導きを唱えて自由主義経済の始祖となったアダム・スミス。彼は手放しの自由放任主義者ではなくフェアな自由競争を主張し、『道徳感情論』では利己心の自制を説き、『国富論』では政経癒着による独占と特権を批判した。
現代日本社会が抱える問題点にも鋭い示唆を与えるスミスの思想の核心とその生涯を、豊富な資料を駆使して第一人者が説く必携の書。

内容(「BOOK」データベースより)

十八世紀英国の資本主義勃興期に、「見えざる手」による導きを唱えて自由主義経済の始祖となったアダム・スミス。彼は手放しの自由放任主義者ではなくフェアな自由競争を主張し、『道徳感情論』では利己心の自制を説き、『国富論』では政経癒着による独占と特権を批判した。現代日本社会が抱える問題点にも鋭い示唆を与えるスミスの思想の核心とその生涯を、豊富な資料を駆使して第一人者が説く必携の書。

登録情報

  • 文庫: 264ページ
  • 出版社: 講談社 (1997/5/9)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061592807
  • ISBN-13: 978-4061592803
  • 発売日: 1997/5/9
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 古本屋A トップ1000レビュアー
形式:文庫
素晴らしいと思うのは、全部読むと、なんとなく、スミスの原典を読んだかのような錯覚に陥るほど見事だからだ。「道徳感情論」と「国富論」の二大主著は無論、その他の著作についても、その位置がわかりやすく書いてあって、スミスの「思想」をものに出来たような気がしてくる。しかも、伝記の部分も良く書けていて、詰まらない些事は飛ばしているものの、要所を豊かに書いているせいか、非常にスミスについて深く知ったような錯覚に陥る。さらに、本書96〜97ページに「市民社会」に関する非常に重要な解説が「注」として書かれている。これは、日本の近代思想の齟齬に抵触する重大な指摘だと思う。一般に、哲学・思想の解説書は、原典(翻訳でも良いとして)を読む前には絶対読まないほうが良い。お手軽だと思って、厄介そうな思想家については、つい、先に手をつけたくなるが、読後、妙なものを食わされた消化不良の不快感と、それから原典を読んでも、もう「蹂躙」された後で、新鮮な感覚では受け入れることが出来ない。つまり二重の損を食らうということになる。でも、本書は違う。むしろ先に読んだ方が良いかもしれない。正直、スミスの上記二主著は、私には無闇に退屈で苦痛だったからだ。
このレビューは参考になりましたか?
29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
アダムスミス研究者の第一人者である水田洋氏らしく、とてもわかりやすいアダムスミス入門書のなっています。
アダムスミスの著作としての「道徳感情論」と「国富論」のエッセンスがきちんと詰め込まれているところはさすがです。
スミスの理論が今でも様々なところで活用することが可能ではないかと考えさせてくれます。

高校生でも読める程度の文章なのでなおさらgoodです。

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By Darkguy
形式:文庫
昨今、いろいろなところで言い習わされる「競争原理」の言い回しがどことなく、気になってこの本を本棚から取り出して、眺めてみました。もともとは知っていたはずのことを、改めて思い出し、いちいち納得しながら読み進めました。
 アダム・スミスが言うところの「競争」は「内面化された良心」に支えられています。充分に自立し、財産を所有する人間によって営まれる社会は、互いの「共感」に基づいて「神の名の下の強制」を必要とされないほどに、フェアプレーを心がける。。。。これは夢物語のように聞こえるですが、確かに震災の後、我々はその最良の姿をこの地でいささか見ることが出来ました。その最良の姿に比して、マスコミやネットで言い習わされる「競争原理」の実に醜いこと。。。これはアダム・スミスの「自由競争」とは無縁であり、粗雑きわまる「社会的ダーウィニズム」に糖衣をかぶせたものに他なりません。我々は他者を貶めて喝采し、劣情を催す本性をいまだ脱却していないことを思いおこして、暗澹とします。たとえ、それも一部の表れに過ぎないとしても。。。。。。
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