この本も一応ハウツーものや自己啓発ものに分類される本だと思うのですが、
他の本とは大きく印象が違いました。
「一日の目標を20字以内で綴る」
「ほめノートをつくる」
この辺りは他の本にも良く書かれている事ですが、驚くのは
「植物に話しかける」
「ゲームでわざと負ける」
「帰宅した直後に俳句を作る」 などがある所。
自発的にはなかなかしない事で、他の本にもあまり書いていない見出しが目を引きます。
その一風変わった行動にも脳の働きとしてちゃんと意味があって、
例えば「ゲームにわざと負ける」では、
後だしジャンケンで負けるのが難しいように人間の頭は自然と勝つように働くけれど、
それを意識的に負けるように働きかける事で普段使っていない脳の使い方をし、結果、脳を強化する。など。
どの本でも良くいわれる整理整頓についても
「時間ロスをなくす、気持ちよく仕事ができるように」のような良く言われる理由ではなく、
「空間把握を強化して理解系脳を鍛える」など科学的で面白いです。
思考系、感情系、伝達系、理解系、記憶系など
それぞれの働きを強め、その結びつきの神経細胞を活発にする事で
脳の活性化させる「脳トレ」が沢山紹介されています。
これを読んでから、些細な事をしていても
「うむ。いま、○○系脳と○○系脳をつなぐ神経が活性化されているな。」
なんて思うようになりました。
ただ、啓発本としては面白い切り口で凄く好感を持てたんですが
私の意識や考えが大きく変わる衝撃はなかったので☆4つです。
読んでて面白いけれど、何回も繰り返し読みたい本ではなかったです。