別バンドかと思うほどの激変を遂げたCloud Nothingsの新作
プロデュースには米インディーズ界の首領、泣く子も黙る鬼っ子スティーヴ・アルビニの名が(°ω°)
M1 物悲しいピアノの旋律から幕を明け、真綿で首を絞めるようにヒートアップ、ラストで最高潮にぶっ壊れる。いきなりガツンとくるナンバー
M2 個人的にこのアルバムのハイライトとも言える曲。この曲だけでもアルビニと組んだ甲斐がある。青い幕開けから長いインプロ、テンション振り切りのラストまで畳み掛ける9分余りの曲中、だれる瞬間なく突っ切る。本当に素晴らしい
M3 グリーン・デイかと聞き間違えるようなコーラスからハードコアにスイッチする佳曲。オンとオフの入れ替えがユニーク
M4 従来の彼らのポップセンスが惜しみなくバーストした曲。ノイジーな中にも人懐こいメロディやコーラスが顔を覗かせる
M5 位置付け的にはアルバムの分岐点の役割を果たすインスト・ナンバー。縦横無尽とも言えるギターの疾走感が気持ちいい
M6 シェラックの曲といっても驚かないズシリと重いミドルテンポのナンバー
M7M8 こちら2曲はメロディがとにかくとにかく心地好い。特にラストナンバーは思わずメロディを口ずさみたくなるほど
アクの強いアルビニのプロデュースでも、らしさを損なわず光る才能は素直に聞き惚れた
トータル的に青臭さを感じる曲のなかにオルタナ特有の不穏なリズムや空気感が絶妙にシンクロした好盤に仕上がり、ノイジーでポップなギターロック好きには堪らない内容になっている
ちなみにタイトルにもなっている「記憶への攻撃」というのは、過去の自分たちの作品を忘れ生まれ変わった姿を見てもらいたかったことからきているそう