海を見たこともない古代の山の中の住民にいくら言葉で説明してもそれを理解させることは不可能である。実際にそこに連れて行って泳ぐ経験をさせるのが、一番早い説明である。田村珠芳さんが、本書で語っているのは実際に自分の体験した超常現象であり、それは実はわれわれにも訪れている未知の世界との出会いなのである。普通の主婦だった著者が、不思議な出会いから易者になる。ある時期にPICOと名乗る差出人から大量のメールを受け取って世界情勢の知識を得る。講演会を開くように超越的存在から指示されて言うとおりに演壇に立つと、自分でも思いがけない説明がすらすらと口から流れ出る・・・チャネラー:田村 珠芳の誕生であった。
私の参加した2007年9月の講演会では、講演にもすっかり慣れておられて資料を準備して説得力のある内容であったが、本書を読むことでどのような力に導かれて著者の活動が始まったのかを理解できる。これからわれわれの前に開かれようとしている未知の世界への羅針盤として、本書をお薦めしたい。