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113 人中、99人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
必ずしも天才症候群ではないのであしからず!,
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レビュー対象商品: アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2) (新書)
アスペルガー症候群について卒なく記載されていて参考になる。特にアスペルガー症候群の病因(解剖学や環境素因)についてはかなり詳しく記載されている。ただし、本書は問題もある。本書はアスペルガー症候群と思われる有名人のエピソードを数多く載せているが、如何なものだろう。偉人の多くにアスペルガー症候群の方がいたのは確かだろうが、いくらなんでも多すぎ。これではまるで偉人は皆アスペルガー症候群のような印象を与えてしまうし、本当に彼らがアスペルガー症候群だったのか検証もあまりされていない。また、アスペルガー症候群の管理は専門家にとっても容易ではなく、それらの管理の苦労は一切本書では記載されていない。著者は精神科医ではあるが、おそらく児童精神科医ではないのではないだろうか。 本書でアスペルガー症候群について興味をもたれた方は杉山先生(「アスペの会」の創始者で自閉症の研究では有名な方)の「発達障害の豊かな世界」を読まれるといいだろう。アスペルガー症候群のきれいごとではない問題点がよくわかる。
26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アスペルガー症候群についての具体例が豊富に示されている。,
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レビュー対象商品: アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2) (新書)
本書は、アスペルガー症候群についての豊富な症例、具体例を、歴史上の偉人や天才を挙げて、説明している。その意味で、やや、アスペルガー症候群に対し好意的な立場、誤解や偏見を取り除くこと促している書である。 その点、例えば、会社の管理職や、学校の教師の立場にある方、すなわち、「問題児」を「管理」する立場から見れば、あたかも、「アスペルガー症候群=天才」という図式に凝り固まっているように思える節も、確かにあるかもしれない。 ただ、一つには、新書というものの性格からして、網羅的にバランスの取れた内容を呈示するというよりは、一つの論点や主張、立場に絞り込み、それを展開するという方式は、妥当なものだと思う。 網羅的で公平な学問的な内容は、学術論文や専門書において行われるべきものだからだ。 また、一般的には、世間では理解されづらい障害を抱えている方は、それだけで、社会的に不利な立場にあるから、世間に対するアンチテーゼとしては、正しい主張の仕方でもあると思う。 私自身も、自身がこうした障害を抱えている人間ではないだろうか、と疑っているので、「当たり前のこと」ができなかったり、共有したりできないことの苦しみについては、重々理解している。 その意味で、自分自身について理解するうえでも、大変参考になった。 ただ、本書からは、「高機能自閉症」と「アスペルガー症候群」の違いが、良く分からなかった。 また、アスペルガー症候群の特徴についての記述も、相互に矛盾しているように思える箇所が気になった。 もっとも、学問的に、きちんと固まった定義があるわけではないだろうし、単純に一括りにできるものではないだろうから、当たり前と言えば当たり前だし、むしろ、人間の個性の違いを鑑みれば、多様な症例を多様な形で呈示するのは正しい方法だと思われる。 この本のみで、正しい理解が得られるというよりも、他の本と併読して理解を進めることが重要だと感じている。
21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
良書、長所が詳しく書かれているのが素晴らしい。,
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レビュー対象商品: アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2) (新書)
岡田尊司のアスペルガ―の書籍はかなり面白かった。確かに反論できるところはあるかもしれない。 具体的には、天才症候群ではないこととADHDの特徴が混じっており違いを述べる文章が無いことがマイナス点である。 しかし、この本の内容は非常に素晴らしい。なぜなら、アスペルガ―の長所が詳しく書かれているからである。それは普通の人が読んでも非常に役に立つ。 例えば、言語能力が高い記述である。そのことはロジックに強く法学やIT、会計学に適正があると本書では示している。そのことはアスペルガ―症候群の人々に自信を植え付けるのに多いに役にたつであろう。 よってこの本は非常に面白い。
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