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29 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
アスペルガーの処世術,
By ペポ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク (単行本)
アスペルガー症候群当事者が読むことを想定した、職業探しの本です。書いている人も当事者です。前半が仕事探しや社会生活のマニュアルで、後半がアスペルガー向きとされる職種のカタログです。従来のアスペルガー関連書によく見られるような「生きにくいのは本人の責任ではないのだから、周囲の理解と助けを受けて生きよう」の類の主張は確かに正論です。しかし、完全な理解と助けを得られるのを待っていてはいつまでたっても行動できそうにないのが社会の現状です。この本は効率的な自助努力の方法が書いてあるので、かえって身軽に一歩を踏み出させてくれるような気がします。 気になったのは職業カタログに載っている職種に、理数的センスの必要なものが多いことです。障害の特性上仕方ないのかもしれませんが、数学音痴でも就ける仕事はもっとないのかなと心配になりました。
49 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
感想,
By
レビュー対象商品: アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク (単行本)
作者の方は、ご自身がアスペだそうで、大学で教鞭をとりつつ、家畜施設関連の設計をしつつ、アスペ関連の本も書いてるという方。アスペの当事者の方と、ご家族の方(特に学業期のアスペのお子さんをお持ちの方)の両方に向いている本だと思います。 本の内容は、アスペの人の適職や、職場で起こるアスペ特有の諸問題(音・視覚・怒りへの対処・対人問題)へのアドバイスなどから成り立っています。 適職についての項目は、適職の探し方についての提案(掲載されている質問項目を紙に書き、視覚的に認識する方法)や、巻末に10数種の職種について解説(本全体の内、1/3の量を占めてる…)があります。 作者の方は、ご家族が非常に理解のある方だったようで、幼少のころから専門のプログラムや、機会を設けられていたようです。 国(文化)の違いをやや感じ、日本では通用しないかな(参考にならないかな)…と思う内容もありましたが、全体的にはとても参考になる本でした。 アスペとは何か?的な初歩的なことは掲載されていませんので、そういう情報を求められている方は、ほかの本も検討されたほうがよいかも知れません。 また、適職の探し方の方法についての提案はとても役に立ちました。
46 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アスペルガーでない人でも参考になる,
By とみすけ (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アスペルガー症候群・高機能自閉症の人のハローワーク (単行本)
(2011年追記)下記のように2008年時点で書いたのだが,就職氷河期真っ只中の2011年現在,高機能自閉症やアスペルガーに限らず,通常発達の?新卒の若者にこそ呼んでほしい本となりました。たかが仕事,されど仕事。村上龍氏の「13歳のハローワーク」よりははるかに記述が有用です。なんといっても,裏表の無いアスペルガーの人が書いたものですから。いや,ほんとに。*** 高機能自閉症あるいはアスペルガーの人のために書かれた職業選択(才能の発掘,ブラシアップ,職業と「する」こと,職業として「つづける」こと,職業として「業績を残す」こと,もろもろ含む)の本です。しかしながら,そうでない人も得るところは多いのではないか。 日本は未だ労働力や才能が流動化した欧米型の社会ではありませんが,近いうちにそうなる可能性は高まっているといえる。そんなときに,この本が示した人と職業とのシンプルな係わり合いは参考になります。私は長期海外赴任と転職の経験者ですが,ここに書かれたような作法を守って転職していく・来る同僚を海外赴任中に見たし,自らも実践しました。ハローワークのお作法の部分も自己啓発の部分も,今の日本人に圧倒的に欠けていて,かつ,近い将来に日本社会においても重要になっていくような,そんな予感があります。
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