麻雀について
・この本の最大の特徴は、文中に麻雀牌のフォントがあること。1牌1字です。対局の時は視覚的も楽しめる仕様になっています。
・麻雀用語の後には「*1」「*2」と付いているものがあり、「*」のあるものは巻末近くに注釈があります。ただ、麻雀というのは専門用語が多いです。「*」が無くても作中で解説されているものもありますが、やはり「*」の数は明らかに少なく、麻雀をよく知らない人には読みづらいと思います。また、初めて出てくる麻雀用語にはルビの有るものと無いものとあります。麻雀が分からない人には読めない言葉もあるでしょう……。
ストーリーについて
・主人公は高校生で、全国大会を目指すみたいな話ではなく、本作は博打麻雀の話です。主人公が亡き祖父の生き方(博打麻雀)に憧れ、自身もその世界で生きていくと決めます(身分を大学生と偽っています)。
・高校生ですが、高校での話はほとんど無く、大体は学外の話です。
・裏芸(バレないようにやる反則)がたくさん出てきます。
・主人公は同盟を組んだ相手とともに、金を稼ぎます。
・後半になってくると、賭け金は高レートになってきて面白いです。
・ヒロインは2人いて、メイド服の子がいない&イラストがなかったら、本作は「ラノベ」っぽくはなかったでしょう。この子&イラストのおかげでラノベらしくなっています。
・残念なのは、博打麻雀を扱った作品なのに、「ヤ」のつく職業の人がほとんど登場しなかったことですね。次巻以降は登場して欲しいです。
麻雀を知らない人にとっては、麻雀の雰囲気は分かるかもしれませんが、この本を読んで麻雀のルールを理解することはできませんので注意して下さい。