久保よしみさんと藤山なおみさん、旅友たちの女性ふたりが作った、大阪北堀江にある有名なお店、東欧を旅する雑貨店[チャルカ] 。
タイトルの「アジ紙」というのは、チャルカにとっての、「個性、味わい、趣き、背景、ストーリーのある紙のこと」だそう。
この本は、チャルカの紙への思い入れがぎゅぎゅっと詰まった、まるごと一冊「紙」がテーマの、かなーりマニアックな本(笑)です。
雑貨店であるはずのチャルカの本は、いつも雑貨のことだけじゃなくて、平凡だけど素敵な人たちが登場するのが魅力。
人との触れ合いがじんとくる旅のエピソードとともに紹介される、さまざまなアジ紙。アジ紙から作られるチャルカの文房具や、それを作っている町工場のおじさんたちの話など、どれをとってもチャルカらしい切り口。
封筒工場専務、白石氏の「チャルカさんの文房具はユニークやね。なんていうのか、あったかい。きっと商品を買っていく人も、あったかい人が多いんやろうと思います」という言葉にしみじみ。
チャルカの本はまた写真も素敵で、文房具だけじゃなく、人の表情がなんとも良い感じに撮れてるんですよね〜。
とにかく紙好きにはたまらない、凝りに凝った一冊。そして、紙好きでなくても手にとってみてほしい、「あったかい」一冊。