原文の副題、”Prinsiples, Patterns, and Practice”の通り、
原理・パターン・プラクティスについて解説しています。
アジャイル開発に必要な内容をこれ1冊でカバーしています。
特に3部以降のケーススタディは、なかなか難しくて理解力や
集中力が要求されますが、忍耐強く読み進めば必ず力になると
思います。
下記に、良いと思った点と良くないと思った点をまとめます。
良いと思った点
・アジャイル開発についての原則が端的にまとまっている。
・オブジェクト指向の各原則にについて1つの章を割いている。(8〜12章)
・GoFのパターン以外のパターンについてもいくつか紹介している。
(Active Object, Monostate, Null Object, Abstract Server, Stairway to Heaven)
良くないと思った点
・必ずしも説明がうまいわけではない。
(例が良くない、説明が足りない、同じ内容の繰り返し(19章)など。)
・デザインパターンの説明は他の良書に比べて見劣りする。
(初めて学ぶ人はこの書籍からスタートするのは避けるべきです。)
・内容とは無関係ですが、タイプミスが非常に多いです。
(理解の妨げにはなりませんでした。)