本書は、アジア諸国には唖然とするような摩訶不思議な場所や陳列品があるっていうことを珍妙にレポしています。
こんなひどいところにはぜったい行きたくはないと思うか、あまりにもその姿の滑稽さにドリーミングな趣きを感じるか、それぞれの受け止め方により変わってくるとは思います。
いずれにせよ、ニッチでマイナーな部分を大きくクローズアップさせて、おもしろおかしくうつる様子を描いています。
それらは、”裏遺産”といえるほど、ものすごいものではなく、ただアッパレとは思いますが、しょーむないことなのかもしれません。
そんなものであっても、見てみなければ分からないことであり、裏を返せば、アジア諸国津々浦々を物見遊山してくれば楽しいよと力説しているようです。
一般的には、まず何よりも”表の”世界遺産を初めとして、その国の素晴らしいところを見てまわり、思いっきり感動してみたいと思います。
そんな感動に飽き飽きしたとなれば、本書のようなB級仕立ての見物もありきかと思います。