特にフィクションともノンフィクションとも銘打ってないけど、どっちにしても
微妙ですね。話がうまく出来過ぎてる感じがします。各物語に教訓めいたオチがつ
くのだが、最初からここにあわせて構成されてるような不自然さがあります。
文章は軽妙なんだけど、同じ分野の書き手、例えば高野秀行さんなんかに比べる
と地に足が着いてない気がします。
2、30年前の東南アジアのそれも骨董屋という一般に知られていない業界だけ
に真偽の程は定かではないが、私は途中から創作だとわりきって読み進めました。
嘘か本当かなど本来どうでもいいことかもしれませんが、そこで引っ掛かって読む
のが辛かったのです。
みなさんは素直に読んであげてください。
皮肉でなく、この本の帯のコピー『東南アジアで見つけた「自分を主役にする」
生き方!』に共感できる方、東南アジアが三度のメシよりも大好きな方にはそこそ
こ楽しめます。