■杉浦康平先生の新しい対談集がトランスアートから出た(2005年6月27日)。これが滅法刺激的で面白い。韓国、中国、台湾、インドの優れたデザイナーたちとの対話と考察は、根底に相互の深い友情と尊敬の心が流れていて胸を打つ。
■散りばめられた豊富な図版は驚異の連続というほかなく、全く飽きることがない。開くたびに発見がある。各デザイナーの作品と共に杉浦先生デザインの書物や各種催しのチラシの図版が散りばめられており、これも拾い物だ。雑誌デザインの業績はトランスアートの『疾風迅雷』でみることができるし、次はいよいよ工作舎の『杉浦康平 ブックデザインの宇宙(仮題)』全2巻に期待。