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アジアの岸辺 (未来の文学)
 
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アジアの岸辺 (未来の文学) [単行本]

トマス・M.ディッシュ , 浅倉 久志 , 若島 正
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

最高に知的で最高に意地悪なSF作家、トマス・M・ディッシュの洗練された奇想と黒い笑いに満ちた短篇群を初集成。本邦初訳・幻の傑作「アジアの岸辺」等13篇を収録した日本オリジナル編集によるベスト・オブ・ディッシュ。

登録情報

  • 単行本: 363ページ
  • 出版社: 国書刊行会 (2004/12)
  • ISBN-10: 4336045690
  • ISBN-13: 978-4336045690
  • 発売日: 2004/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 582,213位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
編者のセレクションの素晴らしさで
多彩かつ多才なディッシュが身近に感じられる傑作短編集。
邦訳は意外に多いディッシュだが、連作とトースターを除くと初めての本格的短編集のはず。
いずれも傑作で技巧派といわれるその表現力や構成力、
知性的で意地悪なストーリーやアイディアが堪能できる。
強烈なブラック・ユーモアを体験したい人には
ホームコメディ「争いのホネ」、母子愛もの「リンダとダニエルとスパイク」
自己啓発もの「国旗掲揚」、ジェンダーもの「犯ルの惑星」がオススメ。
もう少しライトな方がいい人には奇妙な味「死神と独身女」、
コミュニケーションについての一考察「話にならない男」、
現代美術もの「第一回パフォーマンス芸術祭、於スローターロック戦場跡」
あたりかな(え?どっちにしても冗談がきついって?まあね)。
気がかりなのは、そうした作品からは以前からの冷たい作家という印象が
ぬぐえないかもしれないこと。
ただ通して読んでみると意外と冷たくは感じれらない。
一部の長編のような難解さがないこともあるが、
心象風景の描写が見事な表題作(最高!)や内省的な「リスの檻」では
孤独や書くことについての苦悩に満ちた作家の生活が感じられるからである。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
トマス・M・ディッシュはニューウェーヴSFの代表格です。特徴としてはその知的さとシニカルな笑いでしょう。絶望的な話もありますが、毒のあるシニカルな笑いが僕は好きです。しかしうまいです、この人。お薦め。似ている作家はあまり思いつきません。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tami
形式:単行本
短編集。映画評論家の柳下毅一郎さんがこれに収録の『リスの檻』が、ダウンタウン松本さんの映画『しんぼる』に
そっくり、というか同じ話、と書いていたので読んでみました。

http://garth.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/2009-83f5.html

どれもこれも批評性が高いというか、皮肉がきいてる感じでした。表題作の『アジアの岸辺』は澁澤龍彦の小説みたいかな。
『リンダとダニエルとスパイク』『黒猫』は黒猫だからってわけじゃないけど幻想的で狂気があって、ポーみたい。
『死神と独身女』『話にならない男』は皮肉もあるけどロマンチックな感じで、読後感が良いのが好み。
『犯ルの惑星』は限界まで直截な下ネタ表現がすばらしく、これはデッシュも凄いが訳者の渡辺佐智江も凄いんだと思う。
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