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アジアに架ける橋―ミャンマーで活躍するNGO 単行本 – 2009/6


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

難民や少数民族女性の自立支援青年の職業訓練、井戸や橋の建設…アジアへの国際協力に生涯を捧げたブリッジエーシアジャパン(BAJ)リーダーの遺稿集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

新石/正弘
1945年10月島根県松江市に生まれる。1968年3月東京大学工学部機械工学科卒業。1971年4月東京大学工学系大学院修了。日本IBM社、アジア学生文化協会を経て、元ベトナム留学生らが起こした貿易会社で貿易業務に従事。1991年11月ベトナムとの貿易と編集・企画を行うアルスコーポレーションを設立。1993年11月NGOインドシナ市民協力センターを設立。1994年11月ブリッジエーシアジャパン(BAJ)に改称。ベトナム、ミャンマー、スリランカで国際協力活動を行う。2006年10月悪性リンパ腫を発症し、治療を開始。2009年1月29日永眠(享年63歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: コモンズ (2009/06)
  • ISBN-10: 4861870615
  • ISBN-13: 978-4861870613
  • 発売日: 2009/06
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 789,389位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー

1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ろくさん 投稿日 2010/5/7
形式: 単行本 Amazonで購入
アウンサンスーチー女史の拘束をはじめ、選挙結果の無視、少数民族の圧迫など、現政権の問題点が報じられているミャンマーになぜ関わるのだろうか? 最初に思ったのは、そのことです。

この本には、著者が関わるようになった経過が、スタートから丁寧に書かれています。

「関わらない理由など、いくらでもある。でも、そこに困っている人達が居て、自分たちが状況の改善に役立てるなら行動するしかない。」

現政権の不条理な対応や、国際公務員特有の思考方法・官僚主義に悩まされながら、少しずつ地元の人達の信頼と行動を引き出し、実績を積み重ねられてきたことに、深く敬意を表したいと思いますし、途上国の開発等に関わる人達にとっての「初心」にあたる本だと思います。
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投稿者 らんる 投稿日 2009/8/30
形式: 単行本
感心。偉い人がいたもんだ。
しかし、63歳でなくなるとは、惜しいことをした。

インドネシア、ヴェトナム、ミャンマー、スリランカで活躍した国際NGOの活動報告だが、主たる活動地域はミャンマーである。

先ず彼の立ち上げたNGOはBridge Asia Japan(BAJ)。
[...]
活躍地域はミャンマー北西部のラカイン州。ここは隣国バングラデシュと国境を接しており、同国からの難民(イスラム教徒)は不法入国者としてミャンマー国民とみなされていない(IDカードもパスポートも取得できない)。

1994年、インドネシアで活動を開始した著者は、UNHCR(国連の難民支援機関)  [...] が、ミャンマーで活動するNGOを探していると言う話を聞く。これに応えてラカイン州マウンドーを本拠地として、自動車修理、ボートの補修を開始する。そのために修理工場・技術センターを建設、1995年に完成した技術センターで帰還難民や地元青年への技術訓練を開始する。

1995年から97年に郵政省からの寄付金で、村人に大工仕事や左官仕事を教えながら、当地で初めての鉄筋コンクリート製小学校を建設。

1998年、村人の協力を得て、鉄筋コンクリート製の橋を作った。建設現場の訓練生には
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形式: 単行本
特定NPO法人ブリッジ・エーシア・ジャパンのミャンマーでの活動に加え、国際協力のあり方、国際機関とNGOとの関係について、現場に深く関わった視点から書かれている。硬直的な政府援助に対する鋭い指摘と、NGOの可能性にも触れられていて、国際協力に興味のある方、NGOに興味のある方、ミャンマーに興味のある方、将来国際機関もしくは国際協力NGOで働きたいと持っている人に有用な情報がたくさんあります。また、著者の純粋な国際協力への熱い思いが感じられる一冊です。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 林田力 投稿日 2009/11/23
形式: 単行本
ミャンマーは太平洋戦争中に日本軍の侵略し、インパール作戦などで大きな被害を受けた。日本では『ビルマの竪琴』のように日本側の被害ばかり注目されるが、現地調達を基本とする日本軍による現地住民の被害は甚大であった。そのため、現地住民には戦火の記憶が根強く残っている。著者達がマウンドーを訪れた時も「近いうちに日本の軍隊が入ってくるかもしれない」との噂が流れたという(75ページ)。ここにも綺麗事ではすまない国際協力の現実がある。
官僚的で硬直したODAの無駄が指摘されて久しい。開発コンサルタント・パシフィックコンサルタンツインターナショナル(PCI)によるODAの不正も発覚した。それに比べると住民参加で進めるBAJの取り組みは対照的であり、その経験に裏打ちされたNGO重視の提言には説得力がある。国際協力のあり方について考えさせられた一冊である。
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