上々颱風(シャンシャンタイフーン)の基になったバンド、紅龍&ひまわりシスターズの1982年リリースの自主制作カセットが、2004年7月11日に待望のCD化再発。
それまでわりと暗めな政治的なフォークソングを一人で歌っていたという紅龍が、沖縄音楽などと接触を持つことで明るく肯定的な音楽を始めたのがこのバンド。
いずれの曲も上々颱風でも歌われているが、アレンジはこちらの方がよりロックっぽい。
オリジナルリリースでは全6曲だったが、CD化にあたって「ひまわりシスターズのテーマ」「本気節」「波と風」の秘蔵音源が追加されている。
当時の歌だけあってまだ政治色が強く見られる。世の中が変わることを待望した「レボリューション音頭」、腹黒いアメリカを毛沢東語録を引用して批判した「張子の虎」、米軍横須賀基地周辺の風情を歌った「ヨコスカ バーニング ナイト」。
上々颱風でも見られる愛嬌ある反骨心は、この当時つちかわれていたのだ。
その他の歌も相変わらずダサくて、暑苦しくて、いさぎよくて、かっこよくて、楽しい!
曲間にはパロディCMのようなものが当時のまま収録されている。純粋なパロディかと思いきや、自主制作のためのスポンサーらしい。おそらくは当時の政治がらみのライブイベントなんかで知り合った仲間なんだと思われる。