本作を劇場で鑑賞&ブルーレイ1枚組で購入した方は、このソフトの50%を観たに過ぎない(笑)。
本当の価値は、特典ディスクにあると言っても過言ではない作品だ。
黒木メイサ、菊池凛子、佐伯日菜子を揃えて、未来感あふれる映像を見せてくれる・・・
といいたいが、実際には脚本が存在せず、絵コンテだけで芝居をしたという。
これは香港映画のノリであり、あくまで押井監督の趣味範疇だろう。
特典ディスクには、過去のアサルトガールズ短編も収録されている(菊池凛子と佐伯日菜子が出演)ので、
丁寧と言えば丁寧である(笑)。
まずもって、メイキングの冒頭「これじゃ1時間もたないよ」という会話が交わされる会議がシュールだ。
でも何とかなるだろう的な判断で、大島へ移動して、2週間のロケーションを行う。
「押井組でしかありえない休憩」シーンなど、本当にのんびりした撮影風景が見られる。
重ねて言うが、本作は押井監督の趣味の一環だから、これはこれで許そう(笑)。
女優3人が共演することもなく、記者会見や舞台挨拶で初めて会うっていう光景も面白い。
思い出を聞かれると、3人とも「風」です、と答えていたが、確かに撮影現場の風は凄かった。
風のせいで撮影が順延になることもあったようだし。
それでも、活躍の場がハリウッドにも広がる菊池凛子などは、2日しか押さえられないため、強風の中
ダンスシーンを撮ったり、大変そうだ(笑)。
監督も演技を付ける、というよりかは見守っている感じであり、和やかであった。
これを「映画」というのか「アート」というのか分からないが、かなり抽象的ワールドなので、
好きな人にはお勧めします。ただし、価格も高いので、よく吟味してからにしましょう(笑)。
本編はHDなので、迫力ある音&映像で楽しめる。
星は作品に1つ、特典に1つの2つ星。