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30 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
渇望,
By
レビュー対象商品: アサイラム(初回限定盤) (CD)
THE BACK HORN2年ぶりのアルバム「アサイラム」。セルフタイトル作の時点あたりで、良い曲は書きつつもやや賛否が分かれつつあった印象のバックホーン。 そこから本来のらしさと変化した部分を上手く合わせた、というのが前作「パルス」の印象だった。 あのアルバムは今でも良いアルバムだと思う。 けど。 このアルバムは更にその上を行ってしまったというか より凶暴的に、狂気的に、ロックンロールを求めているような、そんなアルバムになっていて。 デビュー当時から聴いている方も、認知され始めてから聴かれている方も、正に両方を満足させるかのような、 鮮烈的なロックアルバム。 というか、ロックアルバムってこうじゃなきゃ、って思うような作品だ。もう全編に渡って音もボーカルも暴れまくっている。 というのは聴き手が直接判断する部分もあると思うけど 少なくともこのアルバムに日和った部分は全く感じられない。最初から最後まで一気に聴ける怒涛の作品。 それに、音が良い。より精密さとダイナミックさを増したアンサンブル。4曲目までずっと攻めて攻めて攻めて、 5〜6曲目でやや落ち着いた、しかしこれらもまた洗練されている、しとやかな楽曲群で。この部分も私は好きだ。 そして、そこから終わりまで正に爆裂って言葉が似合うようなロックソングがダダーッと流れていく。 まくしたてるように歌う「太陽の仕業」、とてもタイアップ作品とは思えない「閉ざされた世界」が特にお気に入り。 全体的な世界観も挑発的だったり、ダークさがあったり、刺激的だったり。 なのに、最後の「パレード」では何故かそこはかとない感動、カタルシスがあったり。 上手い事ロックとポップを使い分けてるなと。 死角がないように感じます。 方向性が初期と比べて変わっているバックホーンだけど、ここまでズガンとくるアルバムならば、新規はもちろん古参も満足なのでは。 「風船」で知ったリスナーですが、何となく、いや、強くそう思いました。 傑作だと思う。
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ここから新しい旅を始めよう,
By 晶 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アサイラム(初回限定盤) (CD)
"太陽の中の生活" "THE BACK HORN"で賛否両論あったこのバンド。確かにあの時のTHE BACK HORNに物足りなさを感じた方は多いかもしれません。 しかし、変わった事に失望していた方は是非ともこのアルバムを聴いてからもう一度全てのTHE BACK HORNを聞き返してみて下さい。 彼らの根本は何も変わっていません。 彼らはいつも真摯に音楽と向き合っています。 その上で自分達の音楽に変化が現れるのは当然だと思いませんか? いつまでも同じパターンで売っていくようなアーティスト(それが好きな方も当然いるかとは思いますが)よりよっぽど人間らしいでしょう? 変わって変わって、変わり続けて、彼らいつでもは通過点にいるのです。 そしてその通過点の中で何か大きく掴めたのがこのアルバムだと思います。 全ての楽曲が強く心に入り込んでくる。 聴けば聴くほど何かが広がる。 このアルバムは一曲一曲の素晴らしさもさることながら、全体のまとまり、一人一人の奏でる音質、全てが素晴らしい作品だと思います。 レビュータイトルは収録曲"パレード"より頂きました。 私は昔のTHE BACK HORNも今のTHE BACK HORNも大好きです。 このアルバムを聴いて損をする事はありません。 今一度、THE BACK HORNに触れてみて下さい。 長文失礼しました
17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
パラダイス,
By すあぴーど "2" (三重県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: アサイラム(初回限定盤) (CD)
初めて聞いた時になんとも挑戦的な意欲作だなと感じました。これまでのバックーホーンを上塗りするかのような凄まじい熱量を持った曲などにもガツンと心を奪われましたが、何より印象的だったのが プログレッシブな「再生」やポストロック的なアプローチも見られるオシャレな「羽衣」や「海岸線」などでした。こんな優しく包み込むような楽曲があると思ったら、衝動を叩きつけるような楽曲などもあり、様々な表情を見せてくれる一枚です。 ボーカルの類なる表現力と相まってどれも「THE BACK HORN」のサウンドになっているのが面白いです。 サウンドはよりタフでしなやかになり、歌詞も鋭角的な言葉を用いて独特の世界観を構成しています。 奔放かつダイナミックなギター。巧みなテクニックで存在感のあるベース。以前に比べ明らかにビルドアップした、躍動感溢れるフレーズを叩き込みドラム。それぞれが絡み合ってこんなに格好いいバンドアンサンブルを鳴らしている。 コンセプトがないらしくてアルバムとしては統一感に欠けますが、それをカオスだと魅力として捉えるか、マイナスと見るかで評価が変わりそうです。 それにしても濃い!
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