この著者の本は江戸物しか読んでいなかったので、こんな現代モノで、しかも政治家が出てくる話も書くんだとびっくり。
冒険する気持ちで買いました。
政治家が出てくるなんて生臭い話なのかしら…とこわごわ読み始めたけど、ぜーんぜんそんなことはありませんでした。「ユーモア・ミステリー」と紹介に書いてある通りだと思います。
いつもの調子でおもしろく読めちゃいますが現代でファンタジー要素が少ないので、事件としてはとてもありえそうな気がしておもしろかったです。
主人公はもと大物政治家の雑用係。
周りにはアコギなのかリッパなのかわからない個性豊かな面々がたくさん登場。
これを読むと、政治家のイメージが少しよくなります。いや、ニュース報道されている別世界のような方々ばかりじゃなくて、大部分のあまり偉くない政治家たちはこんな感じで人間臭い人たちなんだろうなーという意味で。
最後の話は、最近はさすがにそんなことはとても少ないと思うけど、以前はあったのかもしれないなあ…と思わせるすごい話です。
聖が登場する2冊目が出てくるのか、出てきたら彼はどうなっているのか、抜けられなくなっているのか…うーん、楽しみです。