日経BP企画
アグリビジネスと遺伝子組換え作物政治経済学アプローチ
遺伝子組み換え(GM)作物と、その導入による農業・食糧システムの変化は社会や経済へどのような影響を及ぼすか。本書は経済学者から農学者へ転身した著者が、経済的・政治的側面からこの問いを検証する。GM作物を多面的にとらえた好書だ。
遺伝子組み換え(GM)作物と、その導入による農業・食糧システムの変化は社会や経済へどのような影響を及ぼすか。本書は経済学者から農学者へ転身した著者が、経済的・政治的側面からこの問いを検証する。GM作物を多面的にとらえた好書だ。
注目すべきは、GM作物開発企業が主張する農業者の利益を、客観的に検証した部分。確かに農業者は作業の省力化などの恩恵を受けられるが、一方で技術導入のためにかえって費用負担の増加を招き、経営に苦しむ側面は否定できないと論じる。
他方、開発企業も一部を除いて成功していない。GM作物の忌避ムードが高まっているにもかかわらず、技術開発競争で投資がかさむため、経営が苦しい。開発者、農業者、消費者のいずれにも利がない背景には、GM作物の技術的完成度の未熟さがあると指摘する。
内容(「BOOK」データベースより)
M&Aを繰り返すバイオメジャーと米国の戦略は何か。農業・食料システムのグローバル化は何をもたらしているのか。GM技術の是非論を超えて、今後の展開を明らかにする。
内容(「MARC」データベースより)
M&Aを繰り返すバイオメジャーと米国の戦略は何か。農業・食料システムのグローバル化は何をもたらしているのか。GM技術の是非論を超えて、今後の展開を明らかにする。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
久野 秀二
1968年大阪府生まれ、1995年京都大学大学院経済学研究科博士課程を中退し、北海道大学農学部助手に就任。2000年より北海道大学大学院農学研究科助手。2002~04年、オランダ・ワーゲニンゲン大学に客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)として赴任予定。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1968年大阪府生まれ、1995年京都大学大学院経済学研究科博士課程を中退し、北海道大学農学部助手に就任。2000年より北海道大学大学院農学研究科助手。2002~04年、オランダ・ワーゲニンゲン大学に客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)として赴任予定。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)