内容紹介
一行が、延々とヨコに続いていく仕掛けで世間を挑発した、
衝撃作『アクロバット前夜』(2001年刊)、
タテ書きにてふたたび!
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いま再び
〈世界〉に問いかける
未来への希望
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細部にまで仕掛けられた罠と、濃密な時間が展開する疾走感、
圧倒的筆力で描かれる超日常を、お楽しみください。
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とにかくものすごく面白い。しかしその面白さを伝える形容詞が私には見つからない。
「形容詞が見つからない」というのは大変なことで、
つまり、福永信の書く小説が既存の小説と違うところで、
誰にも媚びずに書かれているということだ。
人物は性格で描かれず、行動や反応として描かれる。彼らは状況から逃げ出さない。
状況が彼ら自身なのだ。ところがその状況がそもそもありえない。
その「ありえなさ」の前で人物は驚かない。作者もためらわない。
かと思うと人物は本筋と関係ないところで驚く。
私はありえない状況の爽快さに笑い、
人物が驚くことのバカバカしさに笑った。
笑いはいつも不意打ちで、こんな笑いは他に思い当たらない。
ここにある短編を成り立たせているのは、タイトルにあるとおり、
まさに想像力と論理と筆力のアクロバットなのだ。
小説の夢見た〈自由〉がここにある。
保坂和志 (帯より)
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内容(「BOOK」データベースより)
これが本当に「新しい」文学だった―いま再び“世界”に問いかける未来への希望。一行が、延々とヨコに続いていく仕掛けで、世間を挑発した衝撃作『アクロバット前夜』(二〇〇一年刊行)、タテ書きにてふたたび。