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全体として様々な視点から政治学に切り込んでいるため、表題の通り日本政治論のおおまかなポイントを押さえるにも、読む価値はある。
また何よりも、このような共著・編集型の本において、一部の学派などに偏ることなく、国内外問わず様々な大学に所属する研究者が集い、1冊の本を纏め上げた業績は特筆すべきであろう。
ただ、テーマの選択はよいのだが、紙幅が足りないせいか、研究成果が蓄積されていないせいか、散漫な印象をうける記述である。それから、この教科書のオリジナリティがどこにあるのかよくわからなかった。記述的な面を重視するのであればデータを充実させるべきだろうし、理論的な面を重視するのであればもっとカチッとした書き方をすべきだろう。
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