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59 人中、53人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
冥府魔道を歩む夫婦の物語,
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レビュー対象商品: アキレスと亀 [DVD] (DVD)
この映画は人によってはまるで絵空事のように感じるかもしれません。だけど芸術家や、それに似たクリエイティブ関係を目指した事のある人や、筆を折ったり折りかけた事があるという人にとっては、洒落にならない程の現実感をもってがぶりよってくると思います。封切り後「無意味に人が死にすぎる」という意見があったように思うけど、作中のどの死も私には無意味とは思えなかった。私とっては全てが現実的な死だった。いわゆる一般人の知人の死亡率と、こちら関係の知人の死亡率の差を思い、今更ながら「…('ω`;)」と思ったくらいです。見終わった直後、私は真知寿が亀でアキレスが妻だと思いました。無理して真知寿に合わせていた妻が、夫の歩む冥府魔道に生涯付き合う覚悟を決めたのかと。でも亀が芸術でアキレスが真知寿という見方も出来ますよね。あるいは、この夫婦こそが一個の芸術として昇華したのかなぁ…とか。 多分見た人の数だけ答えのある映画だと思います。圧巻でした。
59 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リアル芸術系ホラー・・・,
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レビュー対象商品: アキレスと亀 [DVD] (DVD)
中二病をこじらせ、落ちてしまったが芸術系の大学に進学しようとしていた自分にはもう恐怖の一言。本当に受からなくて良かった。心のそこからそう思う。 統計学的に考えれば非常に高確率で自分もマチスになっていただろう。 絵画、音楽、文学など何でもいいが、そういった方面に進もうとした、実際に進んでその後遠回りして普通の職業につくことになった人。 今現在いつか有名になってやろうと徐々に髪が薄くなりはじめ、白髪まじりの長髪ロッカーなど、とにかく何でもいいが、そういう方面に足を踏み入れようとした、していた、真っ只中の人にはもう核弾頭なみにヤバイ映画ですよ。 監督も無駄に芸暦を重ねて浅草に沈没していった多くの芸人たちを見ているから、こういう視点も生まれるのだろうな。 文章の面白いや、絵の素晴らしさは評価自体も非常に抽象的で、どう努力していいかということも非常に難しい問題なんですよね。 先日ピカソ展にいきました。 前半期の絵はとんでもなくうまいのですが、後半の抽象芸術になると、すごいなあと思うのだけれど、もしピカソというバイアスをなくして子供が書いた絵と混ぜて並べてれば、審美眼のない素人の私はたぶん見分けがつかないでしょう。 マチスも自分の確固とした画風を持たず、画商の意見に振り回され、人と違う「なにか」を確立しないまま年を取っていってしまう。 ラーメン屋で例えればブームに流されて毎年スープを変えるようなものか。 でも評価される人に好かれようと、その人の意見を聞いてしまいがちなのは私にも、そして誰にでも言えることなのではないでしょうか。 あまり興行的にはよくなかったということは、いわゆる普通の人生を送ってきた大部分の人には共感や面白さが感じられなかったということでしょう。 それは非常に健全で素晴らしい人生だと思うし、そっちのほうがいいのですよ。 クリエイティブ系(失笑)の仕事を目指し、屈折した青春を送った、サブカル少年だった私にはもうなんて言えばいいのか、「もし」の自分が余りにもリアルに表現されていた、苦すぎる、怖すぎる、面白すぎる傑作映画でした。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
大胆ながらもいままでになくシュールに。,
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レビュー対象商品: アキレスと亀 [DVD] (DVD)
ストーリーのテンポは描きすぎず、描きなさすぎず非常に良かった。作風は自身(監督)の絵を随所に登場させる、また夫と妻はどこまでも一緒という点で「HANA-BI」の流れを彷彿とさせた。絵はまた見所の一つである。ビートたけしが非常に良かったと思う。不器用で無茶苦茶で芸術の世界で頭がいっぱい。これをシュールに演じていた。そう、作品の雰囲気も大胆ながらもいままでになくシュールレアリズムに満ちたものだった。「TAKESHI’S」「監督・ばんざい!」という自身をみつめる作品を経て、発表された今作は新しい北野監督の可能性を感じさせるものでもあったのかもしれない。
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5つ星のうち 5.0
突き詰めるとこうなる
賛否両論が生まれる作品かと思います。 「画家」が題材になっているが、何かに突き詰めていく結果、... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: takami
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