アキバ経済新聞社が掲載した記事の総集編のような本。ここ数年、秋葉原周辺でどこのようなことが起こっているかを理解するにはそれなりに便利な本です。しかし、明らかにタイトルに内容が付いて行っていない。
少なくとも新書にして世に出す以上は新聞記事を切り張りしたモノ以上のことを書いて欲しいです。例えば、アキバでの各お店カテゴリ毎の出店状況や売上、地価の上昇度合いなど。各記事では有名店の閉店や開店など、面白いトピックはありますが、それが本当に「アキバ」を写している内容であるかどうかを読者は判断できません。データや統計などを利用しながら、アキバ全体の傾向性を示すことが出来て、読者に納得がいくアキバの状態を伝えられるのではないでしょうか。
アキバはオタクの街とは書かれているが、この著者達にモノゴトを深く探ろうとするオタクの心があるとは自分には読めなかった。