私個人としては好きだった
『池袋ウェストゲートパーク』や『波のうえの魔術師』は、
実際に池袋でたむろってる若者や
デイトレイダーには違和感があったはずです。
同じように、この作品も
現役のオタクやハッカーには
物足りなかったり、違和感があります。
(後半に行くにしたがい、その違和感は顕著になります)
オタクでプログラマな私としては、
やはり辛目の点数になってしまうのは
仕方ないでしょう。
ただし、主人公たちが最後の行動を起こすまでは
石田衣良さんらしい熱さはありました。
私と似た人々はこういった事を念頭においた上で
この本を手に取ることをオススメします。
ちなみに、本作品の内容に直接の関係はありませんが、
『池袋ウエストゲートパークIV』の表題作“電子の星”で
<ちょっと気のきいたネットワーク小説>
として登場しています。
気になったらそちらも読んでみて下さい。
(というか個人的には電子の星のほうがオススメです)