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アガタ/声 (光文社古典新訳文庫)
 
 

アガタ/声 (光文社古典新訳文庫) [文庫]

マルグリット デュラス , ジャン コクトー , Marguerite Duras , Jean Cocteau , 渡辺 守章
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

お互いに記憶の深層から紡ぎ出した欲望の言葉で、“近親相姦”を語る兄と妹(『アガタ』)。不在の男を相手に、女が電話越しに“別れ話”をひたすら語る(『声』)。男と女、すれ違う言葉と想い…。対話と独白の、抑制された動きと「語り」の濃密さが、鮮烈な印象を与える、一幕もの傑作2篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

デュラス,マルグリット
1914‐1996。フランスの小説家・劇作家・映画作家。仏領インドシナのサイゴン近郊で生まれ、18歳までヴェトナム、カンボジアで暮らす。帰国後、30歳で小説を発表。晩年まで、映画作家としても意欲的に活動する。69歳で出版した自伝的作品『愛人』がベストセラーとなり、ゴンクール賞を受賞

コクトー,ジャン
1889‐1963。フランスの詩人・小説家・劇作家・映画作家

渡辺 守章
1933年生まれ。京都造形芸術大学教授。東京大学名誉教授。フランス文学・表象文化論を専攻。演出家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 249ページ
  • 出版社: 光文社 (2010/11/11)
  • ISBN-10: 4334752187
  • ISBN-13: 978-4334752187
  • 発売日: 2010/11/11
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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2 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Oskar
初めに☆が4つの理由を書きます。
それは前半の注釈の中に結末が書かれているからです。

* * *
電話を通して,終わる恋の相手と再びつながる女。
その頼りなさ(昔の電話通信事情)。

女が延々としゃべるだけ,電話だから,読む側に男の姿は見えず声も聞こえない。
「見えない」「聞こえない」
それなのにじっとりと生々しく感じられる"性"。
コクトーの作品はいくつか読みましたが,微妙な年齢の大人予備軍でもない,成熟しきった大人の性がここまで生々しく書かれているのは珍しい気がしました。
作品に性の描写はありません。会話にもありません。
しかしコクトーは読者の想像をそのひとつのイメージへ導きます。

ほかの作品とは少し違う,コクトーの世界です。
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