前作に感動し、何度も読み返している私にとっては、待ちに待った続編です。前作からのファンとしては、一段と成長したゲリー少年の様子を頼もしく感じながら、ワクワクした気分で、一気に読みました。
叡智に関する本をいろいろ読んで、知識としては知っているつもりでも、いざ、自分のこととなると忘れてしまうものです。知識は体感してはじめて、真に身についていくものかもしれません。実際に、叡智に直接触れることのない凡人の私は、ゲリー少年の体験を通して、体感として叡智の世界に連れて行ってもらうことができた気がします。
実生活の中で不安を感じたり、何かに迷ったとき、このストリーで語られている言葉を思い出し、勇気づけられています。
前作同様、ファンタジー作品として楽しみながら叡智を身につけていけると思います。
今回から登場した光存在の教師アーイルヤーショーのシーンを読んでいると、なぜか懐かしさがこみあげてきて、涙が出てきてしまいました。自分の心の奥底に眠る何か触れたのかもしれません。忘れてしまっている遠い記憶を思い出させてくれる作品だと思います。