読者を選ぶ系統の本であることは間違いない。1巻では、読者に相当感情移入させた吉乃をあっさりと死なせてしまうのだから。あまりの展開に、2巻を買おうかどうかかなり迷いました。
でも、結局買って読んで見て、1巻で読むのを止めなくて良かったかな、とは思いました。今回は、吉乃を取り込んだことによる枯葉の葛藤があり、図らずも問題の当事者になってしまった景介の、吉乃を助けられなかったことに対する後悔が描かれていました。ただ体を乗っ取るというのではなく、心も意志も合わせて取り込むのだ、というような考え方に、少し救われたような気もします。
今回も、つうれんを狙って、新たな刺客が二人ほど登場します。そして、最後には思いもよらない武器が登場してきます。和装の人間があんなものを振り回している様は、結構シュールだ。