私にとって自転車漫画といえば「シャカリキ」でも「OverDrive」でもなく、この「アオバ自転車店」だったりします。
6巻とありますが、実質前作の「並木橋通りアオバ自転車店」全20巻からそのまま続いているので、通巻26冊目です!
ロードレースの自転車だけでなく、ランドナーやシティサイクル、折り畳み自転車などなど、あらゆる自転車が登場するのが最大の魅力!
身近な自転車が登場してくれるのが、何よりも嬉しいですねっ。
この漫画を読んだら、自分の自転車に愛着が持てるようになりますよ。
それが例え、ありふれたママチャリだったとしても。
さらに、自転車に乗りたくなること請け合いです。
また、自転車のブレーキ調整、パンク修理、外れたチェーンの直し方なども解説してあり、実用性も高いです。
加えて、しっかり整備した自転車に安全に乗ることがいかに大切かということが、丁寧に語られています。
これは教科書になってもイイくらいの内容。
その上、物語も温かくてジンとくるものばかりなのですから、言うこと無しの傑作漫画です!
学生はもちろん、中年男性とかおじいちゃんおばあちゃんとか、幅広い登場人物が出てくるのも魅力のひとつww
みんな、身近な一般人ばっかりなのが良い。
あと、基本1話完結型で、どの巻からでも楽しめます。
この巻だけでも、8つのお話が楽しめます。
個人的にこの巻では、2話目の自転車の組み立ての話が心に響きました。
プラモの作り方をエピソードに交えてあって、妙に納得してしまったw
それから、この漫画の作者の「宮尾岳」先生は自転車を描くのが非常に上手い!!
他の漫画を読めばわかりますが、たびたび自転車の全景を描かずにキャラのアップでごまかしてあることがあったりします。
もしくは、真横からの構図でしか全景は描かないとか。
それは、人物の乗った自転車を描く度胸のない漫画家さんがたくさんいらっしゃるためです。
ですが、「アオバ」は一味違う。
宮尾先生が描く自転車は、これでもかと魅せてくれます!
いろんな構図で、人物の乗った自転車がしっかりと描かれています。
なんてったって、この漫画の主人公は、「自転車」なのですから!!
これが本当に「熱い」自転車漫画ですよ!!!