シリーズ全巻読んできたが、ロード乗りのモリオが競輪へ・・・。
日本国内のスポーツバイク文化・市場がいかに未定着かという現実の表れとして、とても虚しい感がある。
残念ながら、日本で自転車で飯を食おうと思うと、基本=競輪になってしまう。悲しいかな、これが現実だ。残念ながら日本国内では、ロードでもMTBでも食っていくのは大変狭い門、というか受け皿自体が貧弱に過ぎるのが実情である。
サッカー漫画の話ではあるが、1980年代の大空翼が中学を卒業してすぐブラジルに渡ったのは、日本国内に高レベルの受け皿がなかったからであるが、現在の日本でのスポーツバイクは、これと似た状態にある。現在日本ロードの第一人者たる新城や宮澤がヨーロッパのチームに在籍しているのもその為だ。
漫画とはいえ、アオバ・シリーズは日本自転車界の現実を描いてきた漫画なので仕方ないのかもしれないが・・・個人的にはモリオには、ハイリスクかつ見返りの少ない道であっても、ロードレースの道に進んで欲しかった。