大作家芸術大学の一回生焔燃(ホノオモユル)
同じ一回生の庵野秀明の作ったペーパーアニメのレベルの高さに衝撃をうけ、
持ち込み先の小学館新人まんがカレッジ月例新人賞に名前が載っていないことにがっかりし、
特撮映画の知識が同期生より劣っていた事を知り、
仮面ライダーの仮面ばかり作っていたと思っていた同期生の高橋君が彼女をつくっていたことにも驚き、
自分の心の王国を見せかけだけでも建て直してから次に進もうともがいている様子を描いた4巻。
「ああ、こういう気持ちわかるなぁ」と
読んでいる最中にえぐられるような気分になるのですが、
この主人公のモデルになっている作者が
「ちゃんと漫画家になって
たくさんの作品を生み出し続けている」
現実もわかっているので、安心して笑って読めます。
主人公のドタバタする姿や、芸術大学のキャンパスの様子、学生達の気風などがほほえましく、
アニメやマンガを分析する様子が興味深いです。
主人公が落ち込んでいる横を、芸大犬がゴキゲンな様子で横切っていくコマには大笑いしてしました。
この巻でクローズアップされているのは「学園マンガ」
そういえば、このマンガは大学生の学園マンガですよね。
当時がなつかしく、お話もすごく面白い漫画です。