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アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)
 
 

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス) (コミック)

島本 和彦 (著)
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登録情報

  • コミック
  • 出版社: 小学館 (2008/2/5)
  • ISBN-10: 4091512682
  • ISBN-13: 978-4091512680
  • 発売日: 2008/2/5
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 ここには確かな“熱”が有る!, 2008/2/9
この物語はフィクションである。

衝撃的なのか良く分からないが、良く分からない何かが有る言葉で幕を開ける。
どう考えてもフィクションでは無いような気がする。
主人公は島本氏本人である気がする。大作家芸術大学はどう考えても大阪芸大だし、
実在する著名なクリエイターと同姓同名の登場人物はどう考えても本人だ。

炎の転校生、逆境ナイン、アニメ店長、燃えよペン、吼えろペンetc...
数多くの熱い漢たちを描いてきた作者が満を持して描き出す転換期は、
アニメ界、漫画界に巨星が輝き、若くは数多くの才能が生まれていた時代。

その時代に埋もれる事無く輝いてみせる、いや、輝くのが当然とばかりに不敵かつ
不遜に臨む主人公は、大学生活でやはり数多くの才能に出会い、挫折し、立ち上がる。
とにかく何だか分からんが大丈夫だ。大丈夫だと思えるから大丈夫だ、と
言わんばかりにプロデビューを目指す。漫画家、だよな。なるんですよね?(笑

それは回顧録ではなく、作者が今なお燃え滾る“熱”を当時に投影しているかのよう。
笑える、ただ、それ以上に読んでいて手に汗握る。
良く分からない“熱”が込み上げてくる。これでフィクションなのかと。
これほどリアルな熱さが伝わってきてフィクションなのか、と。

もうここは敢えて曲解したい。
この物語は、フィクションに生きるクリエイターの“リアルな熱”である、と。
とにかく何か分からんが作りたくなる。壁にヒートン刺しロープ通して腹筋したくなる。

巻末収録の島本氏×庵野氏の対談含め、最近、醒めた物の見方しかしていないような
自分に活を入れたくなったら、ぜひ読んで欲しい。ブラボー!
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41 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大阪芸大祭り, 2008/2/6
ヤングサンデーで2回こっきりの読み切りだった頃からのファンだ。
当然の反響によって不定期連載に発展し、こうして単行本が出た事に感動を隠しきれない。
応援してきて良かったと、感無量という言葉に尽きる。

80年代初頭は、漫画やアニメを見続けて大人になった元祖オタク世代が台頭してくる時期で、創作能力の長けたオタククリエーターが続々と世に出てくる時期でもあった。
そういった作者の若かりし日をモチーフに当時連載していた漫画の書評を上から目線で論評していたり、
自信を失うくらい強烈な個性を持ったクリエーターやそのたまご達に影響を受けてなりふり構わず「学生の感情」をぶつけたり、
これまでのペンしりーずとは違うスタンスで描いていて、少しマンネリ感のあった最近の作品に比べても挑戦的な内容になっています。
漫画家を目指す人じゃなくても、80年代初頭に懐かしい思い出を焦がすも好し、人気クリエーター達の学生時代に興味がある人にも必見の漫画だ。
70年代まで子供の物とされていた漫画やアニメが洗練されていき、様々な発展が垣間見れた時代。
モノが溢れかえっている今とは違い、ピュアな情熱が溢れています。
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15 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 80年代初頭のオタク魂は、ひと味違うのだ!, 2008/3/1
By しんのじ "軍曹" (仙台市) - レビューをすべて見る
(TOP 50 REVIEWER)   
もともと「ヤングサンデーを毎週読む」という習慣がなく、島本氏のブログなどにも毎回は掲載の告知がなかったりして、さすがのオレも(?)不定期掲載のこの『アオイホノオ』をすべて読むことはできずにいたため、まさに待望のコミックス化である。
web上で画像を見ると銀河が渦巻いているようにも見えて、なにかSFもののように思えるカバーイラスト―実物はもっと落ち着いた印象―だが、島本氏の松本零士氏の作品への思い入れを思えば、そう見えるのも不思議なことではないように感じる。
時は1980年代初頭―――。
確かに、なにか新しいことが起こりそうな“予感”のようなものが、アニメやコミック等の世界にはあった。いわゆる“オタク・カルチャー”も、この頃本格的に胎動を始めたといえる。そんな流れの中、壮大でひそかな野望を胸に抱いたひとりの青年“焔 燃(ホノオ・モユル)”の青春の日々を、当時のヒット作品や風俗・流行を織り込んで描く、自伝的………いや、あくまでこれはフィクションなのだった。
ともかく島本氏としては“ゆるゆる”を心がけて始めた作品のようだが、やっぱりどうしても『全力で、一生懸命』“ゆるゆる”している感じ。
それでいて、当時を知っていればより楽しめるのは間違いないが、そうでなくても楽しく読める、ストライクゾーンの広い作品に仕上がっている。
意外にこの作品、島本氏にとってのみならず、もっと大きな意味で、ひとつのエポックになって行くのかもしれない。
巻末の庵野秀明氏との“同期生対談”も、読みごたえあり。
なお、あだち充・高橋留美子両氏からは、帯だけでなく、カバーを外すと現われる内側の表紙にも、愛のこもった(?)コメントが寄せられている。お見逃しなく。
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