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確かにメジャーキーの曲が増え、プロダクションもアメリカ市場を意識されたAOR的なものになっていますが、どの曲も楽曲の水準・音質共に非常に高いクオリティになっています。個人的には、捨て曲無しだと思います。リメイクされている「OPEN YOUR HEART」も、オリジナルを超える仕上がりです。
前作までの北欧的な印象は薄くなっていますが、ジョーイ・テンペストのソウルフルな部分を引き出すのに成功しています。又、当時物議をかもした新加入のキー・マルセロのギターワークは、前任のジョン・ノーラムのオーソドックスなブルースロック的アプローチは正反対の現代的なテクニックを駆使したものですが緻密に計算され楽曲にマッチした「歌っている」ソロワークが印象的です。
特に、一曲目の「SUPERSTITIOUS」のメロディックかつテクニカルなソロには、鳥肌が立ちます。
個人的には前作を凌ぐ出来栄えだと思うのですが、過小評価されている気がします。
80年代の夢を見ているような時代の空気の中で、メロディ、サウンド、耳あたりの良さをただひたすら行く着くところまで追求した結果生まれた、結晶のようなアルバムだと思う。
賛否両論あるかもしれないが、このアルバムから受ける感動は変わらない。
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